失敗から成功のデータを蓄積する
「成功の陰には幾多の失敗あり」と申します。
職人の世界では、実体験から学び、失敗を経験し、一流に育つといいます。
この失敗から学ぶサイクルは、ホームページで集客を行うことにも活かせることなのです。
その方法について考察してゆきます。
ホームページ集客の成功とは何かをまず考えます。
ホームページの成功と失敗を判断するには、物差しが必要です。
なぜならば、ホームページ単体だけでは、商売にどれほどの効果があったかを判断しにくいためです。
ホームページの成功とは何か。
- アクセス数が多いこと
- 問い合わせが多いこと
- 売り上げが増加すること
上記3つのうちどれが正解でしょうか?
答えは、すべて正解です。
ただ、ホームページに何を求めるかで細かく異なります。
つまり来店型店舗であれば、お店に足を運んでいただけて初めて売り上げが成り立ちます。
ならば、3の売り上げ増加が成功の指数といえます。
キャンペーン等のプロモーションであれば、「反響」が指数といえます。
つまり、2の問い合わせ獲得数が指数といえます。
このように、ホームページの目的により、成功・失敗を判断する物差しは変わるのです。
成功・失敗を判断する物差しを具体的に準備する
成功の指数が用意できたら今度は、物差しを準備します。
具体的にはアクセスログになります。
ただ、じっくり計測できるアナリティクスがおすすめです。
もしすでにアナリティクスや、アクセスログの記録があればそこから解析することもできます。
ホームページの現状が成功しているのか、失敗しているのか判断できることが大事です。
ホームページの失敗は何度でもやり直せます。
印刷物を配布した後に内容を直すには、新たに再印刷する必要がでます。
それに対し、ホームページは後からでも書き換えが可能です。
これがホームページの特色であり、失敗を成功に変えやすい要素でもあります。
ただ、失敗状態をそのまま放置していては何も変わりません。
成功状態、失敗状態を見極め、次に何をすべきかを解析し、改善策を実行すること。
このサイクルができて初めて集客のできるホームページになってゆくのです。
続きはまた次回。
本日のまとめ
- 自社・自店舗ホームページの成功状態を定義する
- 成功・失敗を判断するための物差しを用意する
- ホームページは失敗を改善しながら成功させるもの