検索サイトに好まれるHTML構造

前回は、ホームページの軽量化についてお話いたしました。
そもそも軽量化を推奨するのは、閲覧される方が見やすくなるようにするためと、SEOに役立つ要素があるためです。

今回は、SEOに優位に働くHTML構造についてお話します。

同じ内容でも、HTMLの構造で検索サイトの好みがある

見た目は同じでも、HTMLの組み方の違いで検索サイトが好む・好まないの差がでます。
事実、私どもで制作させていただいたホームページは、ターゲット地域でSEO対策ゼロでも上位表示されています。

SEO対策は全く行わないのになぜ上位表示されるのかを考えてみたところ、HTMLの構造に秘密があると考えられます。

無論、HTMLの構造だけが検索サイト上位表示の条件ではありませんが、やらないよりやったほうが良いといえるものです。

 

そもそもの始まりは、プログラマー気質から

筆者は、もともとプログラマーをさせていただいておりました。
当時のプログラム制作の鉄則として、「同じ処理を2カ所で作らない」というものがありました。
どういうことかというと、似たような処理を2カ所で記述すると、その部分に不具合があった場合、2カ所修正する必要が出ます。

つまりメンテナンスの手間が増え、その分不具合が発生しやすくなるということです。
こういったプログラマーの考え方が染みついており、「コードの記述はなるべく少なく簡素にする」を心がけておりました。

ホームページ制作をさせていただくようになってからも、この考え方が染みついており、HTMLの構造を簡素にすることを心がけています。

それが、どうも検索サイトに好まれる構造のように実感する結果が出ています。

 

誰しも整理整頓されているほうを好む

HTML構造は、はたから見ると見えない部分なので、どのような組み方をしても、実際に見えるホームページのビジュアルは同じです。

しかし、検索サイトはHTMLの構造を読むため、どうやらHTMLの整理整頓度合いで、読みやすい、読みにくいがあるのではないかと考えられます。

無論、HTML構造は、コーディングをされる方の癖や、手順に左右される要素が大きいため、絶対的な正解があるわけではありません。

それでも人の心理として、整理整頓されているほうが見やすいと感じるのは必然的なことなのです。だからこそ、HTML構造の整理整頓が検索サイトにも好まれるのかもしれません。

特に昨今では、ワードプレスのテンプレートなど、高度なHTMLコーディングがテンプレートパッケージ化され、同じテンプレートを使用されることで、HTML構造の煩雑化、均一化が進んでいます。だからこそ、それらと異なる整理整頓HTML構造が有用なのかもしれません。

 

続きはまた次回。

 


本日のまとめ

  • 検索サイトが好むHTML構造がある
  • 簡素化構造のHTMLが検索サイトに好まれている実感がある
  • テンプレートと差別化できるHTML構造が良い結果をもたらしているのかもしれません

 

 

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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