ビジネスホームページ集客向上のためには、アクセスログのチェックは必須

2019年11月5日

 皆様は、アクセスログは毎日チェックされておられますでしょうか。
集客数が少ないからと言って、ノーチェックになっていませんか?

各言う私も、かつては「アクセスログノーチェック派」でした。
日々ドングリの背比べのようなアクセス数をチェックする必要があるのか?
と考えていました。

しかし今では毎日アクセスログをチェックするようになりました。
なぜならば「さらなる成長をするために必須」だからです。

本日は、アクセスログを見る意義について考察いたします。

本ホームページの月別PV数の推移

1カ月のPV(ページアクセス数)の推移

ホームページにアナリティクスを設置したのが、2012年頃です。
その当時の1カ月のアクセス数は100PV~300PVでした。

アクセスが少ない状態が6年も続いていました。
それが今では、2~3時間で当時の1カ月の総PV数を超えます。
当時の1年間の総PV数は3,000PV~3,500PVでしたが、現在では2日で越えます。

2018年頃からアクセスが増えていますが、この頃からこのサイトの集客向上施策を実行しました。

6年間変化しなかったPV数が、集客向上施策を実行したことで、2年で200倍近く増加したのです。

PV数(アクセス数)が一定数超えると、動向が読みやすくなります。

1カ月のPV数が100PV~300PVということは、1日当たり10PV未満です。
例えば5PV増えれば「大きな変化」です。

ただ、5PVということは、5人以下の方の増加です。
営業活動で、1日のあいさつ回りで会う人のほうが、はるかに多いのではないでしょうか?

少数増えただけで、割合が大きく変わる計測は、容易に数値が変化するため、正確とは言えません。

下手をすると、アクセスがすべて「自己アクセス」というケースも考えられます。

しかし、1カ月のPV数が「10,000PV」を超えると、偶然要因には左右されなくなります。

まず自己アクセスでの到達が不可能になります。
さらに、10PV~20PV程の数値の変化は「誤差程度」になります。

これにより、ホームページの動向がハッキリとわかるようになります。
それが以下の3つの動向です。

  1. 上昇(右肩上がり)
  2. 横這い(横一直線)
  3. 下降(左肩上がり)

先ほどの表も、PV数が少ないときは、上がり下がりが頻繁に発生し、「動向が安定しない」状態でしたが、施策を用いてからは「右肩上がり」です。

この3つの動向を把握できることで、誰にでもホームページの状態(良い・普通・悪い)が判断できます。

実際私自身毎日見ているのは、この3つの動向だけです。
そして変化があったときには、詳しく調べています。

アクセスログは、動向の変化をチェックするためのツール

アクセスログは、毎日のアクセス数値を記録したものですが、本当に見るべき内容は、「下降状況が始まっていないか?」という点です。

アクセスが上昇しているときは問題ありませんが、横ばいになり、やがて下降に転じる時があります。

下降に転じるということは、ホームページにとって致命的な問題が発生している状態です。

事象には必ず「原因」があります。
その原因を見つけ、対策をしなければ下降状況は止まりません。
もし下降状態の発見が遅れたら、「手遅れ」になることもあります。

だからこそいち早く「下降状況」を見つけ対策を施すことが、ホームページならびに、自社・自店舗の商売繁盛につながるのです。

毎日アクセスログをチェックすることで、ホームページの「変化」を読み取ることができ、いち早く対策することができるようになるのです。

ホームページに限らず動向のチェックは大事

 例えば商売の経営指数の一つに「売上」があります。
売上数値の動向で、経営状況の「上り・横這い・下り」の動向が見えます。

今現在、自社・店舗の状況が「良い」のか「普通」か「悪い」のかを感覚ではなく、「根拠のある数値」でチェックすることで、原因を調べ、対策をすることができるのです。

ビジネスホームページを活用するとは、現在の状況を知るということです。
私自身、最近「下降動向」を見つけ対策し、上昇に戻すことができました。
(そのエピソードはこちら)

アクセスログは細かく見なくとも「動向」だけは毎日チェックされることを強くお勧めいたします。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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