用途に合わせてwebプログラムを選択する
前回の記事でワードプレスの向き・不向きについて解説いたしました。
汎用webプログラムにはそれぞれ用途が設定されており、適した用途で使用すると無類の性能を発揮しますが、間違った用途で使用すると利便性が著しく劣ります。
今回は、用途とプログラムについてお話いたします。
webプログラムの用途を明確にする
ホームページはプログラムを埋め込まなくても作ることはできます。
しかし、あえてwebプログラムが必要な理由を明確にしましょう。
例えば、新着情報を自社、自店舗で直接更新されたい。
サービスの実績を直接更新されたい。
集客ブログを連載したい。
ショッピングカートを導入したい。
などあるかと思います。
現在では、汎用性の高いwebプログラムをどなたでも導入することができるため、webプログラムの敷居が下がっています。
ただ、用途にあっていないプログラムを無理やり使用すると、「使い勝手が悪い」「操作がむつかしい」など少なからずひずみが出ます。
そうならないように、「明確な用途」を洗い出しましょう。
用途に合った最適なwebプログラムを選択する
用途が明確になったら、今度は適したwebプログラムを洗い出しします。
例えば、ショッピングカート目的であるならば、以下のプログラムが考えられます。
- 埋め込み型:EC-CUBEなど
- サーバーセット型:カラミーショップなど
- サービス利用型:楽天ショップ、Yahooショップなど
それぞれ特徴があり、(1)埋め込み型は初期コストがかかりますが、ランニングコストが低い傾向があります。(3)サービス利用型は集客力が強いですが、初期コスト、ランニングコスト共に高額の傾向があります。(2)サーバーセット型は費用が(1)と(3)の中間の傾向があります。
このように、用途が一致しているwebプログラムであっても、特徴が異なります。
予算が潤沢であれば、(1)、(2)、(3)全部作るという選択肢もあります。
どのプログラムが最適であるかを選ぶことが大事です。
用途に合ったwebプログラムが見つからない場合
例えば、宿の予約空き情報、Befor → After形式の実績情報、不動産物件の紹介といったものは、汎用プログラムと呼べるものがなく、ブログ用webプログラムがあてがわれるケースがあります。
しかし、管理画面の当然入力欄が分かりにくい、情報閲覧がしにくいなど、適していないプログラムを無理やり使うことで問題が発生します。
こういった場合は、どうすればよいのでしょうか?
その方法については次回お話いたします。
本日のまとめ
- webプログラムを導入する場合は、「用途を明確」にする
- 用途に合うプログラムから「最適」なものを「選択」する
- 用途に合うwebプログラムが存在しないケースもある