とりあえず「ホームページ」はしないほうが良い3つの理由。

 思い立ったら吉日といいますが、だからと言ってホームページは急ぎすぎてはいけません。

「時は金なり」急ぐに越したことはない。
という考えは間違いではありません。
だからホームページもとにかく作ったほうがよい。と考えがちです。

でも、ホームページを急いて作って良いことは何一つありません。

ただこれがチラシであれば、急ぐに越したことはありません。
なぜならば、チラシは「即効性媒体」であるからです。

「熱しやすく冷めやすい」特性のあるチラシは、時期・タイミングに合わせることが肝要です。そのため、絶対に納期を遅らせてはいけないのです。
納期が遅れるということは、チャンスを逃すことだからです。

ならば、なぜホームページの場合は急いてはいけないのでしょうか?
今回はその理由についてのお話です。

内容の薄いホームページはお客様にスルーされます。

 商売用のホームページ内容が、店舗案内や施設案内とほぼ同等の内容である場合、見る立場として興味がわくでしょうか?

ホームページを見る原動力は「買い物」「情報収集」「調べもの」および「ザッピング」です。

ザッピングとは、わかりやすく言うと「暇つぶし・時間つぶし」です。
特に目的がない状態でホームページを見ることですが、この場合は「お気に入りホームページ」でなければ見てもらえません。

新しいお客様に、ホームページを見ていただけるのは、「積極的姿勢状態のお客様」です。暇つぶし状態では、たいてい見つけてもらえません。

ホームページで積極的に探し物をされておられるお客様に、適切な情報を提供できなければ、そのホームページは3秒で素通りです。

じっくり見ていただけるホームページには、「豊富な情報」が必須なのです。
「とりあえず」で作ったホームページに「豊富な情報」が備わっているでしょうか?

今御社のホームページに、御社のお客様が望まれる「豊富な情報」が備わっていますでしょうか?

「とりあえず」で片づけた情報に「価値が備わっているでしょうか?」

ホームページは「長期戦術媒体」

 紙面広告は「熱しやすく冷めやすい」特性があります。
即効性はありますが、持続性はありません。

それに対しホームページは「熱しにくく冷めにくい」です。
情報が浸透するまで時間がかかりますが、一度浸透するとなかなか消えません。

つまりホームページの場合、「情報浸透」に関しては、急いでも急がなくてもお客様へ伝わる速度はたいして変わらないということです。

だからと言って、いつまでもダラダラ作るのはよくないですが、何も考えずに急いで作るのはもっと良くありません。

中身の薄いホームページを作ってしまうと、中身の薄い印象になってしまい、それが企業イメージ化してしまいます。

しかも困ったことに、「冷めにくい特性」のため、延々と薄い印象が続きます。

日帰り旅行であれば軽装で十分ですが、海外旅行など長期であればしっかりとした準備が必要なのです。

備えあれば憂いなし。
ホームページを作るということも同じなのです。

「じっくり」と「思慮深く」。時間をかけるかどうかは2の次。

 「とりあえず」の反対は「じっくり」ではないでしょうか?
「熟成」「手間暇かける」というような印象です。

ホームページを作るためにはこの「じっくり」が大事です。
でも「ダラダラ」は違います。

ホームページの肝は「情報」であり、情報を用意することが一番重要な作業です。

情報を用意する作業に大事なことは時間をかけることではなく、「頭を使うこと」です。
「悩む」「考える」「試行錯誤する」ことでよい情報を用意することができます。

これらのことは、時間をかけても結果は得られません。
頭に働いてもらい、思慮深く考えなければいけません。

「とりあえず」の作業で、これらのことができるでしょうか?
継続的な広告は、経費がかさむ為資金力が必要になります。
ホームページには、それを補う力があります。
だからこそ、「じっくり」と作る必要があるのです。

せっかくホームページを作るのであれば、役に立つホームページにしましょう。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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