ホームページのユーザビリティとアクセシビリティ
ホームページの導線を考えるうえで外せない要素が、ユーザシビリティとアクセシビリティです。
本日は、そもそもこの2つのシビリティとは何なのかについてお話いたします。
そもそも解説を読んでもよくわからない。
ネットでアクセシビリティを調べると、「利用しやすさ」と書かれていますが、WEBで利用しやすいってどういうことなのでしょうか?
また一方、ユーザビリティを調べてみると、「使用性、使いやすさ」と出ています。
WEBで使いやすさはどういうことなのでしょう?
どうやら、この二つは「利用しやすさ」と「使いやすさ」の違いのようです。
それでもいまいちピンときません。
なので、さらに掘り下げてみました。
アクセシビリティは「技術面」の親切機能
WEBにおいて、アクセシビリティというとピンときませんが、文字サイズの大・中・小ボタンや、省略キーの設定、タブボタンでのジャンプ順番などHTMLの技術面において使いやすさを追求することがアクセシビリティといえます。
文字が小さいから読みにくい、キーボードと連携していないから扱いにくい、自動読み上げソフトを使うと、画像の部分だけ何も読まれないなど、ご年配の方や、視力の悪い方などに親切な機能を盛り込むことが当てはまります。
言い換えると、閲覧するためのサポート機能が備わっているとも言えます。
つまり、閲覧補助・閲覧サポートがアクセシビリティといえます。
ユーザビリティは「理解しやすい内容」
ユーザビリティは、内容を分かりやすく、直感でページを探しやすくといったことになります。例えばナビゲーションボタンがわかりやすい位置に配置する、記事を読んだ後、次はどこを読めばよいかを案内するなど、直感ですぐ理解できる構造のことです。
また、難しい言い回しや、専門用語ばかり使わないなど利用者にとって「見やすい」「わかりやすい」「使いやすい」ということになります。
アクセシビリティもユーザビリティも利用者のために行う点においては共通しており、だからこそ似たような言葉と意味合いで分かりにくいのです。
要は利用者の立場に立って、使いずらい、分かりづらい、文字が小さいなどの不満点を解消するための手法と考えたほうがわかりやすいです。
WEB屋の目線からすると、
アクセシビリティは、目に見えない部分を向上させることで、
ユーザビリティは、目に見える部分を向上させることです。
それでも、やっぱりわかりにくい言葉ですね。
本日のまとめ
- 導線を作るためには、アクセシビリティとユーザーシビリティを知る必要がある。
- アクセシビリティはWEBの補助・サポートを行う機能のこと。
- ユーザビリティは、直感で理解できるWEBを構成すること。