続・企業で自身の能力を活かす方法

先日の記事では、企業で自身の能力を活かすことについてお話いたしました。
本日は能力の磨き方についてです。

通常業務を人並み以上にこなし、提案も行う人材にまでなると、次に来るのは「ものたりなさ」を感じるようになります。

仕事が普通にこなせるようになると、通常業務以外に新しいことをしてみたくなったり、新しい技術の習得を目指したくなるものです。

 

新しい情報のアンテナを張り巡らす

社内だけだと、社内の情報しか入ってきません。
通常業務をこなすだけならばそれで問題はございません。
しかし、なにか物足りないものを感じるようであれば、取引先など情報収集をおこない、新技術、効率のよし作業方法、工夫などを見出しましょう。

社内で活かせる情報であれば、提案し、技術であれば自分のものにしましょう。
大事なのは、情報は内・外にあるということです。
社内だけでなく、社外へも積極的に足を延ばすことが、自分の知らない技術や手法を得る手掛かりになります。

特に技術職は社内に閉じこもりがちですが、技術職だからこそ社外へ出向くことが肝要です。

 

新しい仕事につなげられないか検討・提案を行う

得た情報が有用なものであれば、さっそく業務として提案しましょう。
その際に、「費用対効果」について考えることが大事です。
会社の利益になる提案でなければ、まず通りません。

自分の提案が通り、それが業務となれば、あなた自身がプロジェクトの中心人物となります。
使われる立場から、「使う立場」に変わります。

人様を使うことは、高度な技術を得ることと同じで、難しいことです。
通常業務に物足りなさを感じてきたら、使われる立場から、使う立場へ変わってみることをお勧めいたします。

そこで得られるものがたくさんあります。

 

広い視野で物事を見つめる目と、1点集中で見る目の2つが必要

筆者もともと技術職でしたが、提案は不得意でした。
それは、技術をやる人は、「1点集中」で見る目で考えてしまうからです。
事を成し遂げるために、ほかにはわき目も触れず、目の前のものを確実に完成させるのが技術職です。

ただ、この目には欠点もあり、「利潤追求」には向いていません。
利潤を追求するためには、「広く浅く」見る目が必要で、特に提案等を行うためには欠かせません。

前述のとおり、提案は会社に利益をもたらすものでなければなりません。
技術の目だけで見ていると、「利益」が後回しになり、結果「自分がやりたいだけの提案」になってしまいます。

どうすれば利益が生み出せるのか。どうすれば業務として成り立つのか。
そういった部分を考えることこそ、能力のある人の役割です。

この4月から新入社員になられた方は、ぜひ上を目指すために、「会社の利益になる提案」を生み出していただければと思います。

 

 

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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