集客向上の極意は「何がわからないのか」を明確にすること

2020年2月26日

 ホームページの仕事をさせていただくと、「これどうやって作っているの?」「自分でやろうとしてもさっぱりわからない」といったお話を伺うことがございます。

インターネットが一般的になってきた1990年代後半は、ホームページ制作の技術はまだ黎明期で、専門家と一般の境界線があいまいでした。

そのため、一般人がホームページを作ることは容易なことでした。
しかし、2000年代に入り急速にホームページの制作技術が発達しました。
それに伴い、専門業者と一般の境界線は明確になりました。

だからこそ、文頭のような質問を受けることが多くなりました。
今回は、わからないことをを放置しないことのススメについてのレポートです。

「わからない」をそのままにする行為は「会社・店舗資源の無駄遣い」

 今の自分に全く必要のないことを無理に理解する必要はありません。
しかしながら、今の自分に必要なものを「わからないまま」にしておいてはいけません。

なぜならば、大損する行為だからです。

ホームページで売上・集客を向上させようとして、わからない部分でつまずき、わからないまま物事を進めても、結果は伴いません。
いわゆる「あてずっぽう政策」になります。

事を成功させるためには根拠が必要です。
仮説だけで進めて、たまたまうまくいくこともあるかもしれません。
しかし、 原因の根拠を明確にしたほうが、 より成功率を高めることができます。

改善には、会社や店舗の資源(人・モノ・金)の消費をともないます。
だからこそ、少しでも成功確率を高めてから、改善をしたいものです。
なのに、わからない部分を放置したまま改善策を進める行為は、会社・店舗資源を無駄に消費することになります。

なぜならば、改善回数が多くなるということは、それだけ会社・店舗の資源をより消費してしまうためです。

わからないことを、必死で理解する行為は、改善の成功率を高めるだけでなく、会社・店舗の資源を無駄に浪費しないことにもつながるのです。

物事を向上させるのは、トライ&エラー

 では、ホームページ集客で「わからないを理解する」とは具体的にどういうことなのでしょうか?

 ホームページで成果を出すには「トライ&エラー」を重ね、「結果の変化」を観察することが大事です。いわゆるPDCAサイクルです。

そのためには「結果を測る物差し」が必要です。
今現在ホームページの結果が向上しているかどうかを知らなければ、成功か失敗かの判断がつきません。

結果を判断する方法を準備しておけば、問題点がわかるようになります。
問題点が分かれば、改善方法を考えることができます。
改善を実施すれば、成果が向上前進します。

わからない部分を、「わかるように準備」しておくことが、集客向上につながるのです。

わからないことを「わからないと言う」ことは簡単ですが・・・

「わからないことはきっと誰かがやってくれる。」
ついそう思いたくなるものです。

しかし、ホームページで集客を実現させなければならないのは、他人ではなく自分自身です。

事実、この意識が高い方ほど成果を伴っておられます。
年商億単位以上の方から見れば、「当たり前のこと」ではないでしょうか。

ホームページ集客というと、何となく「制作技術論」と思いがちですが、そんなものは3の次です。

経営者の方が重要視すべきことは、以下の3つだけです。
・経営戦略に沿っているかどうか
・集客戦術をきちんと立てているかどうか
・戦略、戦術がうまく機能しているかどうか

これこそが、ビジネスホームページを作るということなのです。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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