ホームページを作りたいけれど業者にどう依頼すればいいの?

2020年2月26日

 前回、「ホームページを作りたいけれど最初はどうすればいいの?」という記事を掲載いたしましたが、今回はその続きです。

会社で内製が難しい場合、業者に依頼することになります。
その場合に、ホームページでより結果を出す依頼方法というものがあります。

今回は、どのように依頼すれば結果が出やすいのかについての考察です。

「全部お任せします」は失敗のもと

「ホームページについてよくわからないので、全部お任せします。出来上がったら見せてください。」

と言われるケースがございます。
私自身も駆け出しのころ、「全部お任せで」とお伺いし、お客様のことをよく理解せずにホームページを作り、最終的に結果の伴わないホームページになっていました。

それもそのはずです。
ホームページ業者は、御社のこと、御社の商材について何も知りません。
何も知らない人が、御社の良さを語ることはできません。

御社の良さを伝えられないホームページでは結果が伴うわけがないのです。

私共もそのことに気づいてからは、入念な取材をさせていただき、「御社を知る」ということに重点を置いております。

でも、業者が取材をするだけでは不十分です。
結果を出すホームページにするには、業者と二人三脚で作っていかなければならないのです。

まず業者に「ホームページで得たい結果」を伝える

 ホームページを持たれたいと思われた動機は必ずあるはずです。
集客を増やされたい、ネットからの受注を得たい、見込みのお客様との接点を持たれたいなど、ホームページに期待される結果をまず業者に伝えましょう。

ホームページのゴール地点を明確にすることで、「実現するためにはどうすればよいか?」ということを業者も考えることができます。

何も考えずにホームページを作るより、目的を達成するためにはどうすればよいかを考えながら作るホームページのほうがはるかに良いホームページになります。

業者との最初の打ち合わせは、必ず「得たい結果」を伝えましょう。

次に、自社のセールスポイントを伝えましょう

 ビジネスホームページは主に、御社のお客様が閲覧される媒体です。
お客様は御社の商材やサービスを利用するにあたり、他社と比較検討されています。他社と比較された際に、御社に優位性のある情報が記載されていない場合、お客様は他社へ流れてしまいます。

御社の数あるセールスポイントのうち、どの部分がお客様の決め手になるかわからないものです。

そこで、セールスポイントを可能な限り洗い出し、業者に情報として提供し、業者により良い情報の組み立てをしてもらいましょう。

こだわるべきは、お客様目線で情報が伝わっているかどうか

ホームページ制作の終盤に入ってくると、デザイン部分も上がり、総合的なチェックフェーズになります。

ホームページなのでどうしても「デザインの美しさ」に目が行きがちですが、ビジネスホームページで大事なことは、「お客様にきちんと伝わること」です。

デザインが美しいに越したことはありませんが、デザインを優先しすぎたために、お客様から「見づらい」「情報がわかりにくい」「操作性が悪い」などデザインが美しいのにお叱りを受けることもございます。

お客様がビジネスホームページを閲覧されるときは、自分に必要な情報がどこに書いてあるかを探されます。それを邪魔する要素に対して反感を持たれるのです。

時には業者の話も聞いてみましょう。

御社の商材についてもっとも詳しいのは御社ですが、ホームページを効果的にお客様に見せることに関しては、業者のほうが一日の長がございます。

依頼者の立場であれば、自分の思い通りにしたいのは当然のことです。
ただ、業者の持っているノウハウを活用できれば、より良いホームページになります。それを利用しないのは、もったいないことです。

業者の言いなりは良くないですが、業者の持っている知識・ノウハウを自社のために使うことは、御社にとっても良いことです。

このバランスを見極めながら、業者をうまく活用してゆきましょう。

ビジネスホームページを依頼する際のまとめ

  • ホームページの目的・役割を明確にする
  • 自社のセールスポイントを明確にする
  • お客様目線でチェックする
  • 業者のノウハウを自社のために活用する方法を考える

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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