ワードプレスサイトは「是」か「非」か?

2020年2月26日

商売用のホームページは、新しい情報を提供することが肝要です。
しかしながら、業者制作のホームページを直接編集しようと思っても簡単には編集できず更新ができません。業者に有料でお願いするときもあるけれども、しょっちゅうというわけにもいきません。

そこで登場するのが、動的なプログラムの埋め込みです。
ホームページに疎くても、SNSやブログを使うことができれば、更新することができます。
そこで、埋め込み動的プログラムの代表格である「ワードプレス」についての考察です。

 

ワードプレスはブログ。

ワードプレスはそもそもブログであり、ブログのための機能が豊富に備わっています。
本ブログもワードプレスを使用しており、ブログとして申し分ございません。
むしろ、ブログを埋め込むならばワードプレスをお勧めいたします。

ただ、ホームページ本体としてワードプレスを使用する場合は注意が必要です。
ワードプレス単体でホームページを構築することは可能です。
しかしながら、業者目線からすると、ワードプレスでホームページをおつくりさせていただく場合、料金を割り増しせざるをえません。

 

ワードプレスは、構造上オフィシャルサイトに向いていない

商売用のホームページで大事なのは、「提案」と「導線」です。
提案部分に関しては、掲載情報の中身が大事なので、システムがどうということはございません。

しかし、「導線」を組むためには、綿密な「設計」が必要です。
すなわち、記事やボタンといったものの「配置」が大事になってきます。

ワードプレスに、設計をした「導線」を埋め込むことは可能です。
可能ですが、とても手間がかかります。

なぜなら、一度作った通常ホームページを分解して、ワードプレス上で再構築しなければならないからです。

しかも、下層ページなどを容易に変更できるため、レイアウト崩れなどデータを壊してしまうことが発生しやすいリスクもあります。

だからと言って、崩れにくいように文字だけで構成すると、今度は「導線」が崩れるのです。
これらのことから、ワードプレス主体でホームページを構築させていただく場合は、「割り増し」にせざるを得ないのです。

 

プログラムにはそれぞれ用途に合った使い方がある。

ワードプレスには、ワードプレスの良さがあります。
使用してみると、ブログを読まれる方への親切な機能が豊富なことがわかります。
しかし、ブログ以外の用途でワードプレスを使用する場合は、「本来の使い方でない用途」での使用になります。

それゆえ、「機能のひずみ」が発生し、ひずみを吸収するために「手間と費用」がかかってしまうのです。プログラムを利用したホームページを構築される際には、「用途に合ったプログラム」を使用することが大事です。

しかし、用途に合ったプログラムが見つからない場合はどうすればよいのでしょうか?
続きは次回お話いたします。

 


本日のまとめ

  • ワードプレスはブログ用のプログラムです。
  • 通常ホームページ構築にワードプレスを使用する場合、業者は「料金割り増し」せざるを得ない
  • web用のプログラムにはそれぞれ用途があり、違う用途には向かない

 

 

 

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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