独自性を強めるためには、同業他社を知ることから。

2019年10月25日

前回の記事でターゲットを絞ることの有用性についてお話いたしました。
その際に、大手企業との比較戦術についても記載いたしましたが、今回は同業他社の比較について解説いたします。

ライバルとなる相手を洗い上げる

自社、自店舗にとって脅威となる相手を探します。
大事なのは、同業他社だけでなく、同じターゲットの相手も探すということです。
これにより、競合他社に対する方策を考えることができるようになります。

孫氏の「彼を知る」とは、見込みのお客様だけでなく、競合他店についても知る必要があるのです。

相手をよく吟味する。

異業種でも競合他社になりえる場合があります。
例えば私どもホームページ屋であれば、チラシ広告制作を行う印刷業、新聞広告、ラジオ広告、テレビCMなど業種は違いますが、お客様の宣伝・集客を行うという点においては同業他社になります。

逆に、同じ業種でも競合にならない場合もあります。
例えば、定食屋と喫茶店です。どちらも飲食店ですが、定食屋は食事を提供しますが、喫茶店はフリーな時間とスペースを提供するサービス業です。

このように、自社、自店舗と同じターゲットで競合する他社をじっくりと洗い上げましょう。

自社、自店舗の立ち位置を把握する

ライバルとなる相手を洗い上げたら、今度は自社、自店舗がそれらの中で何番手にいるかを把握しましょう。
この場合、シェアの高い順ということになりますが、シェアがはっきりしない場合は、資本力順でもほぼ同じ順番が出ます。

ターゲットエリアが日本全国の場合は、超大手と競合する場合がありますが、近隣都市のみなどターゲット地域が限られている場合は自社、自店舗がターゲット地域で1番手ということもあります。
1番手、2番手、3番手以下で集客のための作戦が変わってきます。
なるべく正確な立ち位置を把握しましょう。

相手をよく知ったらいよいよ宣伝・集客作戦の開始です。
続きは次回。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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