技を学ぶことと、技を盗むことの大きな違い
本日は、成果を残すことの考え方についてです。
職人さんの業界では、弟子が師匠の技を盗むことで技術を習得する。
と表現されることがあります。
盗むとは穏やかな表現ではありませんが、師匠、弟子の間柄での「技を盗む」とは、師匠の技を模倣し、うまくいかなければ考え、改善・工夫を繰り返すことです。
それに対し技を学ぶとは、いろんな解釈があるかとは思いますが、私は学校のようなところで、教材を与えていただき、技術に関する情報を与えていただけることだと思っています。
「技を学ぶ」は、自身が望まなくても技術情報を与えていただけます。
「技を盗む」は、自身が望んで努力しなくては、技術を習得できません。
現代社会では、資料や文章といったものは簡単にコピーできますが、それはコレクションしただけであり、自分の技術や知恵になったわけではありません。
この違いが、いずれ大きな差になります。
似たようなことがホームページにもございます。
ホームページで事を成される方の共通点
ホームページ屋をさせていただいていると、様々なお客様にお会いさせていただくことが多いですが、中にはホームページをうまく活用し、集客や売り上げに上手につなげられておられる方が何人もおられます。
それらの方には、同じ共通点があります。
その共通点とは「自身でホームページを成長させている」点です。
どういうことかというと、ホームページは「情報」が多さに比例して集客力が増加します。
上手に活用されるお客様は必ず、「情報」を増やされることを自身で積極的に行われます。
ホームページの情報を増やすとは、努力が必要な作業です。
とても面倒な作業を延々と繰り返すことでしかありません。
そんな「面倒の壁」を乗り越えられた方のみ、「成果」という報酬を得る権利が与えられるのです。
商売をされておられる方ならば、誰しも「楽な商売はない」ということを知っておられます。
集客を伸ばすこと、売り上げを向上させることも楽ではないのです。
最後に勝つのは「自分で努力した人」
技を学んだ方と、技を盗んで身につけた方。
依頼されるとしたら、どちらにされますか?
言い換えれば、学校で技術を学んだ方と、たたき上げで技術を習得された方。
いうまでもなく、現場でたたき上げの方のほうが、品質が高いことは言うまでもありません。
同じ技術を習得する行動であっても、受動的か能動的かで大きな違いが出るものです。
ホームページで集客を実現すること、売り上げを向上させることも、「受動的」か「能動的」かで大きな違いが出ます。