よそと同じようなホームページでも、よそだけ集客できる理由。
ホームページのパクリは絶対にしてはいけないことですが、「参考にされる」ということは往々にしてあります。似たようなレイアウトでも、文章や、画像、デザインをオリジナルで作成していれば、法的に問題になることはありません。
ただ、成功しているホームページを参考にしても効果が無いことが多々あります。似たようなホームページなのに、よそは効果がでて、こっちは効果がでない。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
今回は、ホームページと接客の「本質」について考察いたします。
なぜよそのホームページは効果がでるのか?
ホームページの構成に、良し悪しは少なからずあります。
「提案」を盛り込めていないホームページはそもそも効果が薄いものです。
ただ今回は「似たような構成」での話のため、構成の問題ではありません。
では、なぜ効果に差がつくのでしょうか?
この差が発生する要素に「リピーターの差」があります。
どういう事かというと、効果の出るホームページはそもそもアクセス数がずば抜けて多いものです。特に一見さんよりリピーターが多い特徴があります。
効果がいま一つという場合、アクセス数の情報を詳しく調べてみます。
1日100件にも満たない場合、それは何かしらの問題が発生しています。
よそのホームページのアクセス数を調べる術はありませんが、効果が出るホームページは、それなりのアクセス数があるのは間違いありません。
この差はどうして生まれるのでしょう?
良いお店には自然とリピーターが集まる
当然のことです。サービスが良い、品質が良い、接客が良い。そんなお店には自然と人が集まります。
ホームページも、利用する「価値」を感じていただけた場合、リピーターが増えます。
例えば、毎日アクセスしているホームページがあれば、なぜそのホームページにアクセスしているか考えてみましょう。
ニュースサイトであれば、新しい情報を得るためでしょうし、ゲームサイトであれば、時間をつぶすためというような理由もあると思います。
では、よそのサイトには人が集まるけれど、似たような構成の自社サイトに人が集まらない理由は何でしょうか?
自社のサービス、品質、接客をあらためて見つめなおす。
自分がリピートするサイト、お店とは逆に、リピートしないサイト、お店があると思います。少々耳が痛いことかもしれませんが、その理由は明確ではないでしょうか?
そもそも自社・自店舗のホームページを毎日見ておられますでしょうか?
ホームページは自動販売機と同じだから、放置しておけばよい・・・・というのは15年以上昔の考え方です。
毎日ホームページを見て改善点を見出し、更新してゆくのが現在のホームページ運用方法です。
また、実店舗でのサービス・接客は抜群でも、ホームページになると「よくわからないから」と放置されるケースもあります。
これが、効果を発揮しているホームページとの違いなのです。
ホームページは上手に運用してこそ、効果を発揮します。
ホームページで結果を残されている方は、必ずされています。
同じような内容のホームページでも、毎日チェックし、改善運用される場合と、放置される場合では、雲泥の差が発生します。
うまくいっているホームページを参考にしているから、こちらも上手くいく・・・・というのは都市伝説です。
参考にされるべきは、ホームページの運用方法なのです。
上手な運用をされてこそ、初めて結果がついてくるようになります。