失敗も積もれば成功のもと。

2018年11月29日2020年2月26日

　知識を得るには、主に２つの方法があります。
一つは知識を与えていただく方法。学校などが主に該当します。
もう一つが、知識を取りに行く方法。師匠と弟子の関係が主に該当します。

仕事ができる人は、言うまでもなく知識を取りに行かれます。
なぜなら、できる人は、与えられた知識は身につかないことを知っているからです。

事実学校で興味のなかった授業の内容は、大人になると知識が残っていません。
でも、興味を持った授業の内容は今でも身についています。

ビジネスホームページを構築するためには、様々な知識が必要となります。
業者に依頼されるのであれば取るに足らない知識も、自分で構築するとなれば必要な知識となります。

うまく知識を得るためには、どうすればよいのでしょうか?

まずやってみる

　小規模事業者の利点は、失敗のリスクが低いことです。
自力作業ならば自分の元手だけのリスクです。

現在ゼロ地点ならば、それ以下になることはありません。
やらなければゼロのままです。

わからない・できないは当然ですが、やらない理由にはなりません。
まずは、壁に当たるまでやってみましょう。
最初の1歩を踏み出せる方が、知識を得る資格を持ちます。

わからないことは、自力で何とかする

　仕事で不明瞭なことは、お客様であっても確認することが大事ですが、知識を得る場合は趣が異なります。

わからないことを人に頼ると、問題は解決しますが知識にはなりません。
小規模事業者でビジネスホームページを構築するためには、自分自身が知識を得る必要があります。

なぜならば、ビジネスホームページを人に頼るということは、業者に有料で依頼するということです。コストを下げるために自力でビジネスホームページを構築するならば、手間がかかっても自力解決しなければならないのです。

ただ、困難な壁や問題ほど自力解決できた場合に得られる知識は大きく、今後に役立つ知識になります。

失敗したら、原因を調べ次の方法を考える

　自分で調べて、わからないことに対応しても、結果的にうまくいかないことも出てきます。ビジネスホームページであれば、ビジュアル面のレイアウトが思ったようにできないなどです。

　その場合は、なぜうまくいかないのか原因を考えます。
・スキルがまだ足りないのであれば、スキルを増やす方法を考える。
・イメージ通りでないならば、イメージを図面に起こしてから作業する。

など問題の本質に対して、改善策を立てることで、次のステップへつなげることができます。

これを繰り返すと、やがて成功します。
問題原因を取り除いていく手法なので、問題点がなくなれば成果がでます。

失敗を分析し、改善を繰り返すやり方は一見不合理に見えますが、自分自身で失敗し、自分自身で改善した経験は知識として自分の身に付きます。

失敗を恐れず、まず実行し、失敗という経験を手に入れることが何よりの知識取得方法なのです。