自社サービスの独自性を見出す方法。
私どもはホームページ屋でございます。
しかしながら、印刷もしばしばさせていただいております。
一見どこにでもあるサービスですが、自分でも気づかないうちに「独自性」のあるサービスに変化していました。
どこにでもあるサービスが、独自サービスに変化する。
その秘訣について考察してみました。
私どもの独自性のある部分
印刷屋さんが、ホームページ制作をされたり、ホームページ屋が印刷をしたりするのはよくあることです。特段珍しいことではありません。
ありふれたサービスに私どもが付け加えていた独自性とは、「ホームページとの連携印刷」です。
集客目的のホームページと、ポスティング等向けの印刷物は相性がよく、またwebと印刷物で記事を連携すると、相乗効果が発生します。
要はマーケティングの要素をホームページ制作と印刷に織り交ぜさせていただきつつ、ホームページと印刷を連携していたのですが、それがどうやら思ったより「独自性」になっていました。
普遍性のサービスも、独自性サービスになりえます。
いったん独自性になるとなかなか強いもので、ありがたくもご好評を頂戴することが多くなります。それほど「独自性」は重要です。
世の中ふと思いついたサービスはすでに存在しているものです。
ただ、地域セグメントで考えると、大都市圏にしかないサービスであったり、ランチェスターの考え方で独自性に発展させることも可能です。
しかしながら、今回私どもの独自性は、偶発的なものであったにせよ、あまりどこもやっていないサービスでした。
なぜ、偶発的に独自性が生まれたのかについて考えてみました。
そういえば、思い当たる節もいくつかありました。
ホームページ屋という商売の歴史自体はまだ浅く、時代とともに変化してゆきやすい商売です。
ホームページ屋の黎明期は、そのほとんどが印刷屋さんが母体でした。
紙印刷をHTMLに変換するようなイメージです。
ただ、私どもはその逆で、もともとホームページ屋で、お客様へのサービスの延長として印刷をさせていただいております。
HTMLを紙印刷に変換するようなイメージです。
この考え方が独自性につながったと思われます。
続きはまた次回。
本日のまとめ
- 私どもの独自性サービスは偶発的に生まれました。
- ベースが普遍的なサービスも、独自性サービスになりえます。
- どのようにして独自性サービスになったか?