アンケート活用が活路を開く

宣伝広告で大切な要素に「差別化」があります。
現代は商品があふれており、安易な「価格」による競争を仕掛けがちですが、価格競争は最もやってはいけない策です。

では、どうやって差別化を見出せばよいのでしょうか?

昔の広告と今の広告

昭和の高度経済成長期に使用された広告は主に、「商品名」と「用途」を表現するものでした。
単純な内容であっても、物不足や、家電等今までなかった商品の台頭、高度経済成長に伴う収入の増加等の要因により、「売っています」と表現するだけで物が売れたといいます。

しかしモノが溢れ余剰している現代では、「売っていることが当然」となり、消費者の目線は、「より良いもの」にシフトしてます。

そのため、用途が同じ商品の場合、「どこが優れているのか?」を広告で表現しない場合、消費者目線で見ると、「同業他社と同じ商品」として認識されます。

その結果、「同じ商品なら安いほう」となり、価格競争に巻き込まれてしまうのです。

 

ならばどうやって差別化を表現すればよいのでしょうか?

同業他社より価格が高くても、「それ以上の価値」があれば高いほうが売れます。
例えば趣味等の目的で購入される商品は、安さよりも「価値」を優先する傾向があります。

そのためには、自社の商品のどの部分に「それ以上の価値」があるのかを把握しなければなりません。

しかも、開発者視点で商品の価値を説明しても、消費者が価値を理解できなければ無意味です。
だからこそとっておきの方法があるのです。

ズバリ、「消費者の方に聞く」です。

 

消費者は価値を見出しておられるから御社の商品を購入される

自社の商品を購入していただけている消費者の方は、少なからず同業他社と比較したうえで、御社の商品を買われています。

もし、価格が他社と遜色ないものであれば、価値で選ばれた可能性が高いといえます。
その価値こそが、御社の商品を選択していただける「要因」なのです。

では、どうやってお客様に「選んでいただけた要因」を伺えばよいのでしょうか?

答えは、アンケートです。
成長企業は必ずお客様の声に耳を傾けられます。
お客様の声こそが、「差別化を実現」するためのカギなのです。

 

続きはまた次回

 


本日のまとめ

  • 高度経済成長期は商品名だけでモノが売れたが現代ではそうはいかない
  • 差別化ポイントは、お客様が知っています
  • お客様に聞くためには、アンケートを活用しましょう

 

 

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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