いきなりwebデザインは失敗のもと。

2018年10月16日

ホームページの仕事をさせていただいていると、「まずデザインが見たい」とご要望をいただくことがございます。

先デザインは変更・修正費が割高になるため、それを説明させていただいたうえで対応するケースもございますが、私どもでは原則「デザインは最後」に行います。

それには、確たる理由があるためです。
ホームページをご依頼される際の参考になれば幸いです。

 

集客目的のホームページは「情報」をお知らせするためのホームページ

デザインは美しいに越したことはありませんが、デザインを美しくするために「掲載情報を犠牲」にするのは本末転倒です。

商売用のホームページを閲覧されるお客様は、「情報を知りたい」ために閲覧されるのであって、美しいデザインを見る目的でホームページを見られる方はおられません。

ホームページを美しくするために、お客様が見たい情報が見にくくなったり、文字が小さくなったりしては、「価値の低いホームページ」とされてしまいます。

誤解のないように申し上げれば、プロモーション目的や、芸術系のホームページ等はデザインの美しさが求められます。あくまでも自社・自店舗の「売上向上」・「集客向上」を目的に掲げるホームページは、デザインより「情報優先」なのです。

 

情報掲載型ホームページは、お客様とのヒアリングが一番重要

ホームページに掲載する情報はいろいろございますが、当たり前のことを掲載していたのでは「情報」が活かせません。

なぜなら、ホームページを閲覧されるお客様は、「他のホームページに掲載されていない情報」を求めておられます。

よく他のホームページを丸ごとまねるケースがございますが、それでは集客につながりません。
「情報のオリジナリティー」こそが重要なのです。

オリジナル情報は、ご依頼いただいたお客様がしか知らない情報です。
私どもでは、お客様からオリジナル情報を引き出せるようにすることに一番力を入れております。
なぜならば、集客の肝になる部分だからです。

 

集めた情報を元に表現方法を検討することが大事

オリジナル情報をもとに、効果的な宣伝を考えさせていただくのですが、この時にお客様との打ち合わせをさせていただくことが大事です。

具体的に情報を「文字化」することで見えてくるものがあるためです。
例えば専門業界でのちょっとした言葉のニュアンスであったりなど、正確な表現をご指摘いただくためです。

この作業時にデザインを優先してしまうと、デザインの良しあしが主な議題になってしまい、肝心の「情報」についての検討がおろそかになってしまいます。

「情報の検討」と「デザインの検討」は別にすることが大事なのです。

 


本日のまとめ

  • 集客目的のホームページは、「情報掲載型」
  • 情報掲載型の肝はヒアリング
  • 情報とデザインは別物として検討する

 

 

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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