広角レンズと50mmレンズで撮り比べをしてみました
晴れた週末は撮影外出と行きたいところですが、そうもいきません。
それでも良い天気だったので庭と家の前の農道に咲いていた芝桜を撮影しました。
普段は単焦点50mm(フルサイズ換算75mm)を使っています。
ただ、今回は11mmの広角レンズを使って撮り比べしてみました。
50mmは普段見えている景色に近い写真になりますが、広角レンズを使うと初めて見るような景色に変わります。
道路両脇の芝桜
まずは家の前の農道を撮影しました。
両脇に芝桜が咲いており、花ロード化しています。
50mmで撮影すると、なにか資料写真ぽくなりました。
これを広角レンズで撮影したら、このようになりました。
数十メートルの距離が数百メートルのように写りました。
アングルが同じでも、レンズ一つで印象がかなり変化します。
路肩の芝桜
農道沿いに咲いている路肩の芝桜ですが、小さな用水が流れており趣があります。これを撮影してみました。
50mmは近くに感じます。
これを広角レンズで撮影すると、次のようになりました。
視界が開けて、放射線構図化しました。
隙間が広い感じが、爽快感を出しています。
小川と芝桜
農業用水の両端にも芝桜があり、小川を中心に撮影してみました。
これはこれでありな感じです。
背景を写さず、近距離に収める場合は50mmでも構図が美しくなります。
これを広角で撮影したら、このようになりました。
芝桜+青空。
といった感じになりました。
広角を使うと目の前を撮影しても空まで綺麗に写ります。
構図のとりかたで50mmでも美しくなります
風景写真は広角のほうが美しく撮れます。
でも工夫次第で50mmでも美しくなります。
路肩の芝桜ですが、後ろの家並みをトリミング(画角に写り込まないように構図をとる)すると、途端に感動的な写真になります。
用水の水が波一つ立っていないのも良い感じです。
芝桜の接写です。
近距離ならば50mmのほうが美しく撮れます。
こちらは広角での接写です。
広角なので接写しても遠くまで写ります。
広角の魅力はやはり遠くまで見える解放感です。
見慣れた景色も広角レンズ一つで初めての風景に
家の周囲は普段から見ている景色のため、目新しさがありません。
そのため、あまり写真を撮ることもありませんでした。
広角レンズを用いると、見慣れた景色が斬新な写真に変化します。
いつもと違うレンズを使って見るのも面白い写真になるものです。
撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。