価値はホームページで表現してこその価値。

2018年10月16日

自社の価値を見出すことは、灯台下暗しの如く自身では気が付かなかったりするものです。
価値を見出し、価値を商材にするには、手間と労力がかかります。

そんな苦労をさせれて見出した価値も、ホームページでは正しく表現しなければ伝わりません。
リアル店舗では、一度体験すれば説明がなくとも、店舗独自の価値が自然に伝わります。
しかし、ネット上では正しく表現しなければ伝わりません。

なぜならば、ネット上ではリアル店舗の体験はできないからです。

 

自社・自店舗の価値を知っていてもホームページにはなぜか表現されていないケースが多く見受けられます。

お店や、店舗を拝見すると、自社・自店舗の価値を体現・表現されておられるのに、ホームページには自社・自店舗の価値に触れられていないケースが多々見受けられます。

自社・自店舗の価値を理解されておられるにも関わらず、なぜホームページには盛り込まれないのか?要因として、次のケースが考えられます。

■ホームページ構築専門業者に依頼されるケース

ホームページ制作業者には「構築専門」と「広告+構築専門」の業者があります。
建物を制作することに置き換えると、構築専門業者は、建物を建築する施工業者です。
建築施工業者は、建物を建築したあと、その建物での営業活動や、商売については口出しされません。当たり前のことです。

商売や、営業活動に関するアドバイスは、経営コンサルタントに依頼するのものであり、建築施工業者には依頼するものではありません。

ホームページとは「構築」と「広告」が合わさっているからこそ、構築専門業者に依頼されても、営業や、商売についての自社の「価値」が盛り込まれることはありません。

でもそれは、構築専門業者の責任とは言えない部分がございます。
なぜならば構築専門業者に商売用のホームページを依頼される場合は、経営コンサルタントに依頼してからでないと、価値を盛り込んだホームページ制作が困難であるためです。

■ホームページ営業活動の方法を知らなかったケース

ホームページとは、制作後置物のように置いておけばそれでよい。
そんな感覚があるかと思います。

確かに、ホームページは存在するだけでも意味があります。
しかし、ホームページでの営業活動を行えばもっと意味のあるものになります。

なぜそうされないのかは、理由は明白で、リアル店舗での営業活動の方法はわかるけれども、ネットの営業活動の方法がわからないためです。

事実、不特定多数に営業メールを送っても、スパムメール扱いされますし、何より正しいルールを守らなければ、違法行為になります。

ではどうすればよいのでしょうか?

答えは、御社の価値をホームページ上で表現すればよいのです。

ホームページに有益な情報があれば、人さまはそのホームページにおのずと集まってこられます。
どのような商売にも一定数の需要がございます。
その需要に価値を上乗せしてこそネット営業活動といえるのです。

 

具体的に「価値」をホームページに盛り込む方法

自社・自店舗の「価値」を理解している状態で、「価値」をホームページに盛り込む方法は、「価値を言葉に置き換える」ということです。

ネット上では、リアル店舗でのサービスを体験することができないため、サービスが良いとか、店員の対応が良いなどの「価値の体験」をすることができません。

体験できないことを、超能力者のように「感じ取ってください」「推察してください」とお客様に期待するのは、無茶というものです。

ITの根幹は「情報」であり、情報とは「言葉」です。
絵にも情報が含まれていますが、絵だけでは何のことかサッパリ伝わりません。
事実、店先の写真を1枚ホームページに飾り、説明や文章が一切ない場合、意味が分からず痛いホームページ扱いされてしまいます。

店先の写真を飾るならば、合わせてお店の価値を言葉で表現してこそお客様に伝わるホームページとなるのです。

商売用のホームページは、芸術作品ではありません。
お客様は、御社の商品の価値を知りたくてホームページを見に来られます。
なのに、肝心の情報を掲載しなかったら、お客様は同業他社のホームページを見に行かれてしまうのです。

 

価値を伝え、お客様の行動を促すことがホームページ営業の神髄

宣伝広告とは、お客様の知っておられない情報をお伝えし、価値を理解していただき、商品を購入していただく、またはお店に足を運んでいただくことです。

商売用ホームページも同様で、最終的には売り上げにつなげなければいけません。
そのためには、お客様の行動を促す「工夫」が必要です。

しかし「工夫」の方法とは、お店、店舗、会社ごとに異なります。
宣伝すべき価値と、商品、お客様などあらゆる情報を交えながら考えることが大事なのです。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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