宣伝するとは何を伝えることなのか?

2020年2月26日

ホームページ制作を開業させていただいた当初、当然のことながら仕事がありません。
知名度0、認知度0、実績0の状態で仕事が来ないのは当然です。

だから最初は広告を打つことから始めました。
しかし、右も左もわからない状態で打つ広告は、明後日の方向を向いた内容であり、全く広告として機能していませんでした。

商売をさせていただいていると、必ず広告を打つ機会が出てきます。
広告とは、自社・自店舗の宣伝です。
間違った宣伝をしていませんか?

 

やりがちな間違い・・・自社目線で宣伝してしまう

開業したてのことは、何もないけれどもやる気だけがある状態でした。
やる気は大事ですが、時としてお客様が見えなくなるものです。
「自社ではこんなことができます。自社はこんな会社です。」というような宣伝はお客様には響きません。
それは、以下の理由のためです。

  • お客様は過程よりも結果に響く
  • お客様は商品・サービスに興味があるが、会社そのものには興味がない
  • お客様は自分のために行動されるが、御社のために行動されるわけではない

いざ宣伝をする立場になった時に、何を宣伝すればよいかわからないので、自己紹介から行ってしまう。初対面の方にご挨拶申し上げるのは大事なことですが、宣伝広告の場合は順序が違います。

宣伝は自社のことから入ってはいけないのです。

 

あてずっぽで書いてしまう

何を宣伝すればよいのかわからないという状態は、様々なことで弊害が発生します。
特に重要なことは、「的外れ」を起こしてしまうことです。

的外れの例としては、夏に水を販売するとしたら、お客様は「のどの渇きを潤すこと」を欲しておられます。だから「よく冷えています」「ごくごく飲めます」などお客様の欲求を満たすことを宣伝すればよいのです。このような事例の場合に「特別な水を使っています」「品質の高い水です」と商品の性能面を宣伝してしまうことは、的外れなのです。

的外れ現象は、情報不足の状態で宣伝を考えると発生します。
先の例で、「お客様の欲求=のどの渇き」という情報を知っていれば、宣伝内容はおのずときまってきます。しかし、情報がない状態で宣伝を考えるから的外れになるのです。

 

自社の価値を理解しないまま宣伝してしまう。

自社の良いところを宣伝することは大事ですが、価値はあくまでもお客様が決めるものです。
多数ある自社の価値から、適切な価値を理解せずにやみくもに宣伝しても、やはりお客様には伝わりません。

昭和の時代であれば、製品の写真と、製品名だけでモノが売れる時代でした。
しかし同じ製品、同じサービスが飽和している現代では、そのような宣伝では売れません。
宣伝には何を書けばよいのか?

次回より解説してい参ります。
続きはまた次回。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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