アナリティクスの疑問を調べました。

2019年11月13日

Google アナリティクスは、日々アップデートを繰り返し、少しずつ管理画面が変化していますが、「あれこれ何だろう?」と思った部分がありましたので調べてみました。

 

疑問1:この点線なんだろう?

Googleアナリティクスホームに表示されるグラフは、ユーザー数や、セッション数の推移を表していますが、付随して点線が表示されています。

この点線って何?
と思って調べてみたところ、「過去比較」の線でした。

つまり、過去7日間のグラフを表示したら、7日前のデータが点線表示され、90日間のグラフ表示をした場合は、90日前のデータが点線で表示されていました。

上記のグラフは過去7日間の推移で、点線は1週間前の推移ということになります。
見た感じ、同じような線を描いています。

真ん中でへこんでいるのは、ブログの更新をしなかった日です。
毎週土日は更新していないため、その結果が顕著に現れています。

 

疑問2:アクティブユーザーの月別だけなぜ右肩上がりなのか?

アクティブユーザーとは、一定期間内に1回以上のアクセスのあったユーザー数のことです。
日別であれば、1日に1回以上アクセスのあったユーザー数。
週別であれば、7日に1回以上アクセスのあったユーザー数。
月別であれば、1カ月に1回以上アクセスのあったユーザー数ということになります。

ここで疑問に思ったのは、日別のアクティブユーザーの推移は横ばいなのに対し、月別の推移が極端な右肩上がりです。

普通に考えると、日別が横ばいならば、月別も横ばいな感じがするのですが、なぜ月別だけ横ばいではないのか?

調べてみました。
月別は約30日に1回以上アクセスされた方の累計。
一人の人が2回アクセスしても100回アクセスしても1回とカウントされます。

日別が横ばいということは、1日当たりのアクセスユーザー数は一定であることがわかります。
それに対し、1か月のアクティブユーザー数が伸びているということは、過去1か月間にアクセスされた人数が増加したということになります。

つまり、ほぼ毎日違う方がアクセスされているということです。
逆を言えば、アクセスはあるけれども、リピーターが少ないということです。
だから日別は横ばいで、月別は右肩上がりになります。

 

見方がわかってくると、アナリティクスが楽しくなります。

アナリティクスは、表示される数値が何を意味しているのかさっぱり分からず、見ていてもつまらない印象でしたが、毎日見るようにすると、少しずつ疑問がわくようになり、調べてみると「なるほど」と思うことが増えてゆきます。

アクティブユーザーの例のように、「なぜこんなグラフになるのか?」を調べると、原因がわかります。

推理が好きな方には、アナリティクスのグラフはともて面白いかもしれません。

忘備録として残します。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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