動物を撮影する~猫編~いきものを美しく撮る方法を実践

 ホームページ制作で今のところ「いきもの」を撮影したことはありません。
ただ「いきもの写真」は人気があります。

web集客を進めるうえでも「人気コンテンツ」は重要です。
ということで今人気の高い「猫」を撮影に行ってきました。

今回は撮影地として砺波の保護猫カフェ「ふれあいサロンシャンティ」に行ってきました。お店に撮影許可・ブログ掲載許可をいただいて撮影をさせていただきました。お店での無断撮影・無断ブログ掲載は厳禁です。必ずお店の許可をいただいてから撮影しましょう。

まずは構図のおさらい

前回高岡大仏編で構図について実践しました。
それにならって構図を意識しながら撮影しました。

まずは1枚撮影した写真がこちら

1/320 秒。 f/2 50 mm ISO 720

1枚目はどうしてもやぼったくなります。
その理由は、撮影トリミングの失敗です。

これらを踏まえ取り直した写真がこちら

1/100 秒。 f/1.4 50 mm ISO 180

構図の消去法、構図トリミング手法で撮影すると、被写体が引き立ちます。

早速いつものように何も考えず撮影した写真がこちら

1/80 秒。 f/1.4 50 mm ISO 100

目がぱっちりと開いていてかわいい猫さんです。
構図も不要物を上手くトリミングできています。
でもなぜでしょう。何かが足りない感じがします。

ということで、この写真が何がいけないのか調べてみました。

動物写真は特定の1カ所に必ずピントを合わせてとらないといけない。

 人は無意識に、動物・いきものを見るときにある1点を真っ先に見ます。
そこがピンボケしていると何か足りない写真になるのです。

それが目です。
目がピンボケしているとしっくりこない写真になります。

それを踏まえて目にピントを合わせた写真がこちら

1/80 秒。 f/1.4 50 mm ISO 100

目にピントが合うだけで、急激に写真がよくなりました。
動物は胴体がピンボケしていても、目さえピントが合えば成り立つのです。

並べて比較するとより違いが判ります。

右の写真のほうが目にピントが合っていて美しく見えます。

次の写真も同じ違いがあります。どっちが良い写真かわかりますか?

もう簡単ですね。
右の写真のほうが目にピントが合っていて美しく見えます。

猫を美しくとるコツがわかったところで、いろいろ写真を撮ってみました。

目にピントを合わせることを意識しながら、写真を撮影しました。
コツが分かれば、いきもの撮影は楽しくなります。

1/125 秒。 f/1.4 50 mm ISO 100
1/640 秒。 f/1.6 50 mm ISO 100
1/250 秒。 f/1.6 50 mm ISO 100
1/250 秒。 f/1.6 50 mm ISO 100

動物・いきもの撮影に際しての所感

 いままで風景や建造物などを撮影してきましたが、いきものは当たり前ですが「動き」ます。

猫とは本当に気まぐれで、動きまる猫をカメラで追いながらの撮影でした。
また目線が低いので、かがんだり、横になったりしながら撮影しました。

それでも、一瞬 猫が見せてくれる表情が良く楽しい撮影となりました。

撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。

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今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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