暗い写真を活かして印象的にする

写真撮影をしていると、失敗例がいくつもあります。
例えば明るすぎたり、暗すぎたりです。

撮影技術的に、あえて暗くするということはあります。
ただ、昼間に暗く撮影するのって、ただ暗いだけとなり面白みがありません。

そこで、暗い写真を活かして印象的な写真にできないか挑戦してみました。

撮影は日中の室内で行いました。

撮影したのはまっぴるまに室内で撮影しました。
普通の露出で撮るとこんな感じになる明るさです。

1/125 秒 f/1.8 ISO 200 フラッシュなし

室内ですがそんなに暗いわけではありません。
まずはこれを夜撮影した写真のように撮ってみます。

昼間だけど夜撮影したみたいに撮る

1/125秒 f/3.5 ISO 125 フラッシュなし

暗く撮るのはほんとに簡単です。
F値を上げるか、シャッター速度を速くすればすぐ暗くなります。
やりすぎると、完全に「黒」になるので、被写体が見えるぎりぎりのところを探って調整します。

これだけだとただの暗い失敗写真なので、工夫をしてみます。

工夫01:普通にフラッシュを焚く

1/125秒 f/3.5 ISO 125 フラッシュ マニュアル 1/8 天井バウンス

まずは普通にフラッシュを焚いてみました。
・・・夜にフラッシュを焚いたのとあまり変わりませんでした。
ある意味夜撮影したっぽい写真ですが、面白くありません。

フラッシュの明かりが強いと思われたので、ちょっと明かりを弱くしてみました。

工夫2:フラッシュの光を弱くしてみた。

1/125秒 f/3.5 ISO 125 フラッシュ マニュアル 1/24 直射

フラッシュの光量を弱くして直接照射してみました。
さっきより趣感が出ましたが、面白みに欠けます。
フラッシュで何とかならないかと思いましたが、思ったほど良い感じにはなりませんでした。

なので、フラッシュを使わずにやってみることにしました。

工夫3:窓逆光で撮影

1/100秒 f/8 ISO 200 フラッシュなし

被写体を逆光にしてフラッシュなしで撮影しました。
人物写真ならば必ず失敗する撮り方です。

ですが、暗くすることで青空がはっきり見え、被写体オブジェのガラス玉が良い塩梅で光っているように見えます。

また逆光と暗さにより、被写体オブジェが良い感じでシルエット化しました。

欠点を活かして工夫してみると、思わぬ会心の一枚が撮れたりします。
撮影も試行錯誤が大事なのかもしれません。

撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。

撮影技術に関するレポート一覧

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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