ホームページの更新のしやすさが集客向上につながる
ホームページ屋をさせていただいていると、更新の依頼を頂戴することがございます。
ホームページは、情報を更新してゆくことが大事です。
作ったら終わりでなく、次の更新のための準備を想定しながら構築することも大事なのです。
本日は、更新しやすいHTML構造についてのお話です。
担当者でなくても更新できるようにすることが大事
ホームページ屋であれば、基本自社でしか編集、更新をしないことが前提になります。
だから、自分だけが理解できる構造であればよいと考えがちです。
これが、更新しにくいホームページになります。
HTMLは、W3Cなどコーディングの標準化仕様というものがあります。
ただ、HTMLコーダーによりアレンジされるのが常です。
大規模プロジェクトであれば、コーディング仕様が定められ、ルールに従ったコーディングをすることになりますが、一般的なホームページは制作会社のさじ加減できまります。
また、同じ社内であっても、人によってコーディングの方法が違うケースもあります。
ここで大事なのは、ホームページは「引き継ぐことがある」という点です。
HTMLコーダーであれば、自分ルールがあるものですが、その癖が強すぎると他の方には理解できず、その人しかメンテできないことになります。
例えば、担当のHTMLコーダーが急な事情で対応できない場合に、更新作業自体ができなくなるということがあってはいけないのです。
直感で理解できるHTML構造を作るには、オーサリングソフトに依存してはいけない
HTMLコーディングを行う際には、通常オーサリングソフトと呼ばれるコーディング支援ソフトを使うのが一般的です。
特に、内部リンクを変更したり、全ページの共通部分を更新する場合などには必須です。
ただし、ベースコーディングを行う際に、オーサリングソフトに依存してしまうと、法則性が理化しにくい機械的なコーディングになってしまいます。
ベースコーディング部分こそ、オーサリングの自動生成に頼らず、自身の手でコーディングすることで一つ一つ意味づけをすることができるため、直感的に理解できる構造にすることができるのです。
お客様が直接更新される場合は、HTMLを触らなくてもよい方法を考える
お知らせや、実績、案内、商品展示などお客様がリアルタイムで更新をされたいケースがございます。ホームページ屋に依頼すると、タイムラグが発生することや更新費用がかかることから、極力お客様自身で更新されたいご要望をいただくことがございます。
しかしながら、お客様自身でのHTML更新対応は一般的には困難です。
そこで、プログラムを導入し、メールを打つ程度の作業で更新できるようにすることも大事なのです。
更新の状況や、ご要望に応じた更新ができるようにすることも、集客向上につながる要素なのです。
続きはまた次回。
本日のまとめ
- 担当者以外が更新できない構造は、集客低下を招く
- 更新しやすい構造にするには、ベース部分を人の手によってコーディングする
- お客様が直接更新される場合も想定する