英文を両端ぞろえにする

ホームページの文章を見栄えよくする方法として、両端ぞろえという方法があります。
文章の右側が、改行位置でそろっていると、見栄えがよくなります。
ですが今回、次のようなことがありました。
英文を両端ぞろえにしたい。
日本語は一文字単位で余白調整されるのに対し、英文は単語単位で余白調整されます。
結果から言うと「text-align: justify;」指定だけでそれなりにそろいましたが、より正確なやり方があることがわかりました。
忘備録として記録します。
実際にやってみたものがこちら

通常のままでやると、途中で強制改行になります。
両端ぞろえを指定すると、単語と単語の間が広くなりました。
両端ぞろえのやり方

(1)今回のソース
今回のサンプルソースは以下の通りです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 | <!doctype html> <html> <head> <meta charset="shift_jis"> <title>英文両端ぞろえ</title> <style type="text/css"> h3 { text-align:center; } .box { padding:20px; width:300px; margin-right:auto; margin-left:auto; border:1pxsolid#CCC; } .justified { text-align:justify; text-justify:inter-world; } </style> </head> <body> <h3>通常の場合</h3> <div class="box"> <p>Thisisatest sentence tomake English sentences double-justified.</p> </div> <h3>両端ぞろえの場合</h3> <div class="box justified"> <p>Thisisatest sentence tomake English sentences double-justified.</p> </div> </body> </html> |
(2)英文を両端ぞろえ指定にしている部分
1 2 3 4 5 | .justified { text-align:justify; text-justify:inter-world; } |
基本はtext-align: justify;
日本語の場合もそうですが、justify指定をしないとそもそも両端ぞろえになりません。
では「text-justify : inter-world;」この記述は何でしょうか?
text-justify : inter-world;は単語間余白調整
「text-justify : inter-world;」指定は、単語間の余白を調整するというものです。
英文の場合は、複数文字で一つの単語となるため、単語単位で余白調整しないと非常に読みづらくなるためです。
text-align: justify;のオプション的な指定です。
ちなみに「text-justify : inter-world;」指定をしなくても、単語間の間がそれなりに広がりました。
もしかしたらブラウザごとに自動調整が働くのかもしれません。
半角英文の両端ぞろえは見た目で考える
半角英文の両端ぞろえは、場合によっては不自然な余白ができます。
その場合、単語の途中での改行を許可する方法もあります。
ですが、半角英文の場合は何もしないほうが見やすかったりもします。
デザイン性を重視するのであれば、両端ぞろえ+単語途中改行をするのもありだと思います。