尾山神社を撮ってみた。

ロケ写真は、撮影者の好みがでます。
例えば朝日や、夕景などの1日の時間の変わり目であったり、夜のライトアップであったりなどです。
ちなみに私は、「青空」を好んで撮影します。

撮影タイミングが長いことと、朝早起きしなくてもよいところが良い点です。

というわけで、今回は有名観光地で写真を撮ってきました。

今回の撮影地は「尾山神社」

F/5.6 1/400秒 ISO 100

今回は澄み渡る秋晴れの中、尾山神社を撮影しました。
以前から、金沢付近の撮影に行ってみたいと思っていましたが、コロナの時期は自重していたこともあり、ようやく遠出しての撮影ができるようになったこともあります。

尾山神社は人が多い。

これまでは、近くの撮影スポットを撮影してきましたが、特色として「人がほとんどいない」場所でした。
そのため、あまり気にしませんでしたが、今回は「人が多い場所での撮影」でした。

大きいカメラを抱えながらの撮影は、思いのほか人の目が気になりました。
有名観光地撮影の場合は、必ず起こることです。

そんなかでの撮影でした。

まずは境内正面

F/5.6 1/250秒 ISO 100

尾山神社独特の西洋っぽい門をくぐると、境内が見えます。
いかにもという感じで境内が見えます。
左右傾き防止テクニックを駆使し、水平になるように撮影します。
ちなみにここに来るのは、中学生の時以来だと思います。

お松様の石碑

F/3.5 1/125秒 ISO 100

境内を正面に見て、右手側にお松様の石碑がありました。
観光ガイド系のサイトでは、正面写真が多いですが、石碑のお松様は左側を向いておられます。
なので、「何かを見つめている感」が醸し出るようなイメージで撮ってみました。

利家公の像

F/5.6 1/500秒 ISO 100

お松様の石碑の先には、利家公の銅像がありました。
比較的高い台座の上にあり、こういった場合は「青空背景」で撮影します。
天気が良いと、青空写真がとてもよく映えます。

先ほどのお松様の石碑は、利家公を見つめるように設置されていたようです。

有名な庭園の橋

F/1.8 1/90秒 ISO 100

利家公の銅像からさらに奥へ進むと、庭園がありました。
その中に、観光ガイドによく掲載されている橋がありました。
有名どころは自分なりに撮影し、他の作品と比較してみる。

比較すると、自分の至らない部分がよくわかります。

F/3.5 1/160秒 ISO 640

この橋は「渡ってはいけません」となっており、橋の上には苔が橋を着色していました。
彩度を抑えてみると、ひっそり感がでます。

謎の石

F/4 1/120秒 ISO 400

きれいに正方形にくりぬかれた石がありました。
医師の周りには苔が根付いており、加工されてから長い年月が経っていることがわかります。
自然の中に、加工物が混ざると、不思議な感じがします。

物静かな庭園と灯篭

F/2 1/100秒 ISO 400

絶妙なバランスで立っている感じのする灯篭が、なんとも味がありました。

境内側面

F/5.6 1/160秒 ISO 100

レンガの塀は、明治時代になってから作られたものだそうですが、それでも100年以上前のものです。
そんなレンガ塀の向こうに見える、日本古来の境内との組み合わせが、なんとも不思議な感じがしました。

利家公の兜(レプリカ)

F/1.8 1/750秒 ISO 100

境内側に戻ってくると、利家公の兜を模したレプリカの兜がありました。
正面から撮影すると、境内が背景になるように撮れます。
背景ぼかしをするか、しないかで悩みましたが、背景ぼかしで撮ってみました。

独創的な狛犬

F/5.6 1/250秒 ISO 100

尾山神社の狛犬は、独創的ということでも有名です。
狛犬ではあるのですが、体つきがスマートで前足が長いです。
順光状態でしたので、綺麗に撮れました。

F/1.8 1/2000秒 ISO 100

反対側の狛犬です。
こちらは反逆光状態であったため、少し暗いですが、構図的にはこちらのほうが絵になります。

人の多い場所での撮影は、被写体に夢中になるとうまく撮れます。

今回は、人の多い場所での撮影で、周囲の目が気になる場合は集中力がそがれがちです。
ですが、ファインダーの向こうの被写体に集中し、ひたすら絵になる構図を探すと、人の目も気にならなくなります。

せっかくのロケーションならば、被写体に夢中になるほうが、良い写真が撮れます。

撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。

撮影技術に関するレポート一覧

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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