カメラに写る黒い点をお店でクリーニングしてもらいました。
写真を撮影していると、黒い点が写っていることがあります。
レンズのごみというわけではなく、どうやっても消えません。
今回対処してまいりましたので、レポートいたします。
またご参考になれば幸いです。
現象はこのような感じです。
カメラの黒い点は、絞りを狭く(F値を大きい値)にするとよくわかります。
とりあえずF値優先モードで、F値を22にして白い紙を撮影します。
F値の値を大きくすると、黒い点が目立つように撮影できます。
手ぶれしても関係ありません。
コピー用紙など白いものを映します。
机の上に白い紙をおき、絞りを小さく(F値を大きく)して撮影します。
この方法で写したものがこちら。
黒い点が写り込んでいます。
詳しく見てみると、思ったよりたくさんあります。
原因はイメージセンサーに付着したゴミ
デジタルカメラは、レンズからの画像をイメージセンサーが認識して、画像データに変換します。一眼レフだと、本体ミラーの裏側にあります。
レンズ交換や経年劣化でほこりなどがカメラ本体に入り、それがイメージセンサーに付着し「黒い点」となって映り込むようになります。
これが「黒い点」の正体です。
何とかするためには、イメージセンサーに付着したほこりを取り除かなくてはいけません。
イメージセンサーに付着したほこりを取り除く方法は大きく2つの方法があります。
イメージセンサーをきれいに清掃すれば黒い点は写らなくなります。
その方法は大きく2つあります。
- 自分で清掃する
- お店でやってもらう
カメラのイメージセンサーは、カメラの心臓部というべきデリケートな部分であり、指紋をつけただけでも致命的な損傷になります。
自信ががない場合は、お店でやってもらうのが無難です。
ちなみに私は自信がなかったので、お店でやってもらうことにしました。
疑問:どこのお店でイメージセンサークリーニングをやってもらえるのだろう。
ここで疑問がわきました。
カメラをどこへ持ち込めば、イメージセンサーをクリーニングしてもらえるのでしょう。
私のカメラはニコンなので、まずはニコンのホームページを探してみました。
イメージセンサークリーニングに対応している旨の記載がありましたが、このようなことが書かれていました。
対応してもらえるサービスセンターが日本に4か所しかありません。
しかも、富山からは遠すぎて行けません。
何か他に手はないかと思ってググってみたら、「カメラのキタムラ」で対応していることがわかりました。店舗検索からイメージセンサークリーニングに対応している店舗を探すことができました。
富山県では3店舗ありました。
一番近いのは、高岡・鐘紡店。
車で普通に行ける距離です。
カメラのキタムラ高岡・鐘紡店に行き、イメージセンサーのクリーニングをしてもらいました。
お店の人に「イメージセンサーのクリーニングをお願いしたいのですが・・」と言ってみたところ「はいわかりました。」と思ったより簡単にやっていただけました。
「結構汚れてますねー。」
と言われましたが、
「何とかなるでしょう。」
ということで、クリーニングしていただきました。
待つこと1時間。(本当はもう少し早く仕上がったらしい。)
結構気になっていた黒い点が跡形もなく消えました。
見事に黒い点が消えました。
やはり、専門の方にクリーニングしてもらってよかったです。
料金は3,000円+消費税でした。
気になるイメージセンサーのクリーニング代ですが、3,000円に消費税込みで3,300円でした。
自分でクリーニングするためのツール「ペンタ棒キット」が2,800円くらいなので、リスクを考えるならお店でやってもらうほうが良いと感じました。
帰りがけにさっそく撮影してみました。
高岡・鐘紡店の近くに、おとぎの森公園があったので、早速撮影してきました。
青空を撮っても、黒い点が付かなくなりました。
気持ちが晴れ晴れとしました。
一眼レフで写真に写る黒い点は、かなり気になる現象ですが、お店に依頼しても安価でクリーニングしてもらえることがわかりました。
これからは、カメラのメンテナンスにも気おつけてゆきたいと思います。