2018年2月集客レポート
2018年2月の集客状況を調べてみました。
今まで順調な伸びを見せていましたが、今回は初の集客減少が見られました。
しかし、それで終わっていては意味がありません。
せっかくの現象ですので、なぜ集客が減ったのか原因を調べてみました。
2月の集客状況(1年前の同時期と比較)
ビュー数、訪問数が大きく減り、直帰率、離脱率が増える「右肩下がり」現象が発生しています。
いろいろな原因が考えられますが、ひとつづつひも解いてみました。
さらに状況を調べてみました。
アナリティクスのいろいろな情報を調べてみたところ、以下のような特徴がありました。
- ビュー数は大幅に減りましたが、ユーザー数はほとんど変化がありません
- ユーザー一人当たりのセッション数(アクセス数)が下がっていました
- アクセスチャネルを調べると、検索サイトからの流入は大きく増加していましたが、ダイレクトアクセス、リファラーアクセスがそれ以上に下がっていました。
- トップページのアクセス数が約半分になっている
- ブログアクセスが大きく伸びている
- 下層ページへのアクセスも増えている
1年前はダイレクトアクセスが多く、今年は少ない。
どうやらこの部分にアクセス減の原因がありそうです。
1年前のデータから、2月のダイレクトアクセス数を調べてみたところ、特定の数日のみアクセスがあり、その他の日付にはダイレクトアクセスがほとんどありませんでした。
心当たりはないのですが、一過性のダイレクトアクセス過多により1年前はアクセス数が多くあったように見られます。
また、トップページアクセスが減っている反面、下層ページへのアクセスが増えていることから、ブログが集客をけん引し、下層ページへ流れているように思われます。
数値は下がりましたが、アクセスの質は上がっていました。
検索サイトからの流入が、1年前の倍になっていることを考えれば、良い兆候だといえます。
半面、離脱率や、直帰率が高くなっているということは、コンテンツが薄い、または他ページへの誘導案内がよくない(ユーザシビリティが悪い)と考えられます。
ブログのアクセスが増え、トップページのアクセスが減っているということは、ブログがランディングページの役割を果たしていることになります。
これらのことから、ブログからオフィシャルサイトへの誘導をもっと親切にする必要があると考えられます。
つまり、外面はよくなっているけれども、内面がいまいち。
そんな感じです。
この情報をもとに、改善してゆきたいと思います。
続きはまた次回。