ディスクトップのアイコンが高速点滅する現象に対処(Windows7)
Windows7パソコン起動時に、ディスクトップアイコンが高速点滅する現象がありました。点滅しているだけならばまだしも、リソースを食っているみたく遅延要因にもなっていました。
しばらく放置しておくとおさまるのですが、奇怪な現象であったため対応しました。
現象はこのような感じです
- Windows7起動時にディスクトップアイコンが高速点滅する
- IEを立ち上げると、IEが自動で画面更新(F5ボタンと同じ動き)がかかる
- タスクマネージャーのパフォーマンスモニターの横流れが異常に早い
ただ点滅しているだけかと思ったのですが、パフォーマンスモニターの高速表示していたことで、何かが起動時に忙しく動いているように思えました。
ググって調べて試しても効果なし
いつものようにググって調べ、似たような現象を探し、改善方法を試してみました。主なものに以下のものがありました。
- ディスクトップアイコンキャッシュの削除
- スタートアップ時の余計なアプリの起動カット
- セキュリティソフトの起動時の遅延による要因
マイクロソフトの掲示板にも同様の現象の記載がありましたが、いまひとつ改善には至りません。どうやら似て非なる現象のようです。
いろいろ試して、以下の事を行ったら現象が発生しなくなりました。
現象が起動時のみで、しばらくするとおさまるため、起動時に動作するアプリが疑わしかったのですが、片っ端から起動カットしても現象は収まりませんでした。
※注意!
この方法は、終わるまで数時間かかりました。
時間の余裕があるときに試されることを推奨いたします。
なので、初心に帰り不要ファイルの削除を一つ一つ行うことにしました。
まず初めに、「ディスクのクリーンアップ」を行いました。
PC→ローカルディスク(C:)を右クリック→プロパティで以下のウィンドウが開きます。
ディスクのクリーンアップをクリックします。
不要ファイルがたまっているみたく、開くまでに10分ほどかかりました。
ディスクのクリーンアップウィンドウが表示されるので、以下の項目にチェックをつけて削除しました。
- ダウンロードされたプログラムファイル
- インターネット一時ファイル
- Debug Dump Files
- ログファイルの設定
- システムエラーメモリのダンプファイル
- システムエラーのミニダンプファイル
- 一時ファイル
- ユーザーによってアーカイブされたエラー報告ファイル
- ユーザーによってキューされたエラー報告ファイル
- システムによってアーカイブされたエラー報告ファイル
かなり不要ファイルがたまっていたみたく、30分ほどかかりました。
これで通常の不要ファイルが削除されますが、さらにシステムのクリーンアップも行いました。
今回は開くまでに20分ほどかかりました。
開いたら以下の項目にチェックをつけて削除を実行します。
- ダウンロードされたプログラムファイル
- インターネット一時ファイル
- Debug Dump Files
- システムエラーメモリのダンプファイル
- システムエラーのミニダンプファイル
- 一時ファイル
- 縮小表示
- Windows Updateのクリーンアップ
- システムによってアーカイブされたエラー報告ファイル
- システムによってキューされたエラー報告ファイル
削除を実行しますが、30分ほどかかりました。
最後に手動で再起動します。
ただし、再起動が完了するまで1時間~2時間かかりました。
起動時にWindows再構築、Windowsクリーンアップ中のメッセージが表示されずっとそのままです。
もしかしてフリーズしたのではないかと思ったくらいですが、辛抱して待ちます。
30分待って終わらなかったので、しばらく放置し2時間後に見たところ終わっていました。
再起動後は、起動時にディストップアイコンが高速点滅する現象は発生しなくなっていました。クリーンアップで削除したものの中に原因があったようです。
なぜ再起動に時間がかかったのかを調べてみたところ、ディスククリーンアップ時に、Windows Updateもクリーンアップすると再起動時に不要Updateファイルの削除、再構築が動くために時間がかかるということでした。
ちなみにWindows Updateクリーンアップは、過去の不要なアップデートを消すだけで、必要なUpdateは消されない機能でした。
ディスクトップアイコン高速点滅現象の正確な原因までは突き止められませんでしたが、クリーンアップ項目の中に原因がありました。
すべての高速点滅現象にあてはまるとは言えませんが、今回はクリーンアップで改善したので、忘備録として記録します。
メールやWindowsに関するトラブル・問題解決の記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。