[エクセル]関数・数式がそのまま表示される現象に対処。

2020年2月28日

 見積書、請求書などをエクセルで作られる方も多いかと思います。
その際に同じ内容を入力するのが面倒なので、関数や数式で見積書の内容を請求書に自動複写されておられる方も多いのではないでしょうか。

さらにセルの書式をユーザー設定にして日付ならば頭に「日付:」と見出しを入れたりするとなお便利です。

ところが、書式をユーザー設定にし参照数式(=A1)を入れたところ、数式がそのまま表示される現象がおきました。

なんで?と思いましたが、次の方法で解決できました。

現象はこのような感じです。

A2のセルに「=A1」を設定し、A1セルを参照しているのに、数式がそのまま表示されています。

原因は数式が文字として入力されている

この現象をググると、たくさん出てきました。
原因は、数式が文字として入力されてしまったために起こる現象です。
ユーザー設定で「@」は文字列を意味しているため、この状態で数式や関数をいれても、文字列として入力されてしまうのです。

次の通りやれば正しく参照表示できます。

まず初期を標準にしてOKをクリックします。
この状態では、まだ数式は文字状態のままです。

セルの中身が文字状態なので一旦削除します。

改めて数式(=A1)を入力します。
そうすると、参照表示されるようになります。

この状態でユーザー設定すると、参照表示されつつ、セル内見出しもつけることができるようになります。

数式が文字認識される理屈が分かれば簡単ですが、見た目ではわからないため、数式を入れているのになぜ動かないんだろうとしばらく悩んでいました。

しかし理屈が分かれば簡単なことでした。
またお役に立てれば幸いです。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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