同じ場所でも時間帯が異なると景色が大きく変わる

建物の撮影等は基本「青空の日中」に行います。
明るいということはもとより、青空だと印象が格段に良くなります。

なので私は日中に撮影することが多いのですが、すこし時間帯を変えるだけで印象ががらりと変わります。日中だと平凡に感じる景色も、芸術写真のように変化することもあります。

今回は同じ場所で「日中」「夕方」「夜」の3パターン撮影してみました。

今回のスポットは「閑乗寺公園」

今回は南砺市の閑乗寺公園で撮影しました。
砺波平野の散居村を撮影する絶景スポットの一つです。
特徴としては平野との距離が近く、散居村を近距離でとらえることができます。

キャンプ場でもある閑乗寺公園

まずは昼間の写真

f/8 1/250 秒 ISO 100

よく晴れた昼間であるため、手持ちで楽々撮影できます。
青々と茂った新緑と、水田が美しい風景です。

ある意味一般的な風景ですが、時間帯が変わると景色が一変します。

夕方の撮影

f/8 1/400秒 ISO100

夕方18時~19時にかけての撮影です。
水田に夕日が反射し、景色がまるで変わりました。
一応三脚を使っていますが、太陽の夕方感をだすため、暗めに撮影しています。
そのため、シャッター速度は速めでも大丈夫でした。

夜の撮影

f/8 30秒 ISO100

日が落ちると、街に明かりが灯ります。
同じ場所とは思えないような夜景をとることができました。

太陽が完全に沈んでいるため、シャッター速度を長くしないとほとんど写りません。
なので、三脚必須でした。

F値を低くしたり、ISOを上げたりする方法もありますが、私はシャッター速度だけで対応できる場合は他の値は適正値で撮影します。

良い写真が取れないと思ったら時間帯を変えるのも一つの方法

昼間の場合は散居村よりも、周囲の花や草木のほうが美しく撮れたりします。
実際仕上がりも、そっちのほうがよかったりします。

ですが、今回時間帯を変えて撮影したことで、ぼんやりした写真がものすごく映えました。
写真を撮影していて、構図や設定を変えてもピンとこないときは、時間帯をかえるのもよい方法だったりします。

似たようなことに「季節を変える」というのもあります。
撮影とは想像以上に根気が大事なのかもしれません。

撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。

撮影技術に関するレポート一覧

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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