Illustratorでグリッドスナップが有効にならない
webデザイン、印刷デザインに重宝するソフトがIllustratorです。
最初はとっつきにくい部分もありますが、使い慣れると手放せなくなります。
私は、web制作時のレイアウト設計をIllustratorで行うのですが、Illustratorのグリッドスナップ機能が欠かせません。
なぜならば、webデザインは精密な寸法で作らないと、後々構築時に破綻するためです。
そうならないように縦横きっちり合わせる機能として、グリッドスナップが重宝します。
ところが今回、グリッドスナップ設定にしているのに、図形がスナップされない現象が発生しました。
最初は???? と謎現象でした。
色々調べてもよくわからなかったのですが、スナップされるデータとされないデータの違い比較してみたところ、原因がわかりました。
忘備録として記録いたします。
現象はこのような感じです
ピクセルにスナップがONになっていますが、図形がスナップされませんでした。
位置合わせがうまくできず、ほんとに困った状態でした。
原因はピクセルプレビュー設定
原因を調べてググりましたが、今回の現象の事例が少ないようで答えが見つかりませんでした。
そんな中、スナップできるAIファイルと、スナップできないAIファイルがありました。
Illustratorは、設定をAIファイルに保存できるため、AIファイルごとに設定が異なるのです。
ならばと、AIファイルの設定を一つ一つ見比べてみたところ、「ピクセルプレビュー」がONになっていると、スナップしなくなることがわかりました。
次のようにしてスナップできるようになりました。
ちなみにピクセルプレビューとは?
ピクセルプレビューってなに?
とおもい調べてみたところ、線をくっきり見せる機能などいろいろ出てきました。
ちなみに、本ブログの過去記事でも触れていました。
図形を回転させると、グリッドずれするのを何とかするのに、ピクセルプレビューを使用していました。
精密な図形を作成する場合はピクセルプレビューが必要ですが、スナップさせる場合はぴセルプレビューをOFFにする必要があることが今回わかりました。
本記事がまたお役に立てば幸いです。