Microsft 365のクレジット更新に手こずったお話

2024年11月12日

私はword、excel等のアプリをMicrosoft 365を契約し使用しています。
買い切り版でもよいのですが、バックアップとしてonedriveを使用していることもあり、容量追加にお金がかかるならば、Microsft 365契約のほうが程よいからです。

先日、マイクロソフトのアカウント管理画面に入ったところ、次のようなメッセージが表示されていました。

「Microsoft 365は間もなく期限切れになります」

調べてみると、クレジットカードの有効期限が切れています。
というような内容でした。

早速新しいクレジットカードに更新しようとしましたが、なぜかMicrosftから拒否されました。
更新できなければ、onedriveのデータが全部消えてしまいます。

何とかしなければと、色々調べ対処できましたので忘備録として記録いたします。

現象はこのような感じです。

マイクロソフトの管理画面にログインしたところ、次のようなメッセージが表示されていました。
この時は、クレジットカードの更新をすればそれで直ると安易に考えていました。

クレジットカードの更新を行ってもエラーで更新できず

早速、マイクロソフトの指示通りにクレジットカードの更新を行いました。
やり方自体は簡単でしたが、保存すると「すべてのフィールドの詳細が正しいことを確認するか、別のカードをお試しください。」というエラーになりました。

エラー内容は「入力内容に間違いがあります」というようなものです。
クレジット番号、名前、住所などいろいろ再確認しましたが問題は見当たりません。
なのに何度やってもエラーになります。

一見詐欺っぽい手口にも見えますが、マイクロソフトの管理画面には、マイクロソフトのワンタイムパスワードアプリを使用してログインしているので、詐欺ではないことは確認できました。

ではなぜクレジットカードの更新ができないのか？

一応、カード自体は普通に使えるので、カードには問題がありませんでした。
ですが、マイクロソフトはカード情報のエラーを出力しているだけなので、マイクロソフト側に問題があるようにも思えませんでした。

いったい何がいけないのか？

というわけで必死に原因を調べました。

ググって調べると気になる記事がありました

ネットで不可思議な現象が起こったら、まずは同様の現象を探すのがセオリーです。
なぜならば、自分に起こった現象は高い確率で他の人にも発生しているからです。

ということで今回の現象をググって検索しました。

すると、同じ現象について書かれた記事を見つけました。
その記事によると、「クレジットカードのセキュリティーによりブロックされている」とのことでした。

つまり、クレジットカード側で詐欺等の防御処理が作動しているということです。

マイクロソフトのサイトなのにそんなことが起こるのか?
と半信半疑でしたが、カード自体に問題がない以上、最も近い原因と思われます。

そこで、カード会社に電話で問い合わせてみました。

クレジットカード会社のサポートから問い合わせの電話番号を探し、電話してみました。
本人確認後、オペレーターの方に以下のことを伝えました。

• マイクロソフトのアカウント画面でクレジットカードの更新をしたらエラーになった。
• カード自体は他のサイトで使用でき、問題はない。
• クレジットカード会社のセキュリティーにより、マイクロソフトからの要求がブロックされる事例がある

オペレーターの方から、「確認しますので後程改めて連絡します。」と言われ、いったん電話を切りました。

しばらくしてカード会社より次の連絡がありました。

カード会社より「マイクロソフトに対し、セキュリティーでガードされていましたので、30分後にセキュリティーを一時解除します。」と連絡がありました。

一時解除なので、そのうちまたセキュリティーガードが戻ります。
なので、電話のあった30分後にマイクロソフトのカード情報の更新を行いました。

結果は、

無事クレジットカードの更新ができました。

クレジットカードなので、セキュリティーはしっかりしているに越したことはありません。
ですが、セキュリティーが強すぎて使えなくなることもあるのだと知りました。

昨今のサブスクはクレジットカードによる契約が主流ですが、その反面クレジットカード会社も詐欺等の被害を防ぐために、セキュリティーをかなり強固にしています。

クレジットカードの有効期限が切れるタイミングは、面倒でも今回のような更新作業が多くなるのかもしれません。