噴水を芸術的に撮影する方法を試行錯誤の上攻略しました
前回の船上撮影の後、天気が非常に良かったので近くの公園へ行って追加撮影をしました。
場所は庄川水記念公園です。
自然圧だけで水が上がる噴水が特徴の公園です。
でも噴水って何を撮れば美しいのだろう?
と撮影しながら思いました。
いろいろ試行錯誤して美しい構図を見つけましたので、レポートいたします。
いつものごとく、何も考えずに撮影した写真がこちら。
噴水なのだから、全体を写そう!
そう思って撮った写真がこちらです。
いつもの悪い癖がでています。
確かに噴水は写っていますが…。
なんでしょう。噴水感が全くありません。
これは何がいけないのでしょう。
原因はトリミングの失敗
何度も同じ場面に出くわしているので、原因は簡単です。
目移りするものがたくさん写っていることで、しっくりこないのです。
思い切って近づいて、トリミングすることが肝要です。
ということで近づいて撮った写真がこちら。
さっきより近づいてトリミングしましたが・・・何でしょう。
この失敗感は。
まだトリミングしきれていません。
ということでさらに近づいて撮影してみました。
さっきよりは良いのですが、それでも後ろの白い建物が気になります。
ただ、これ以上のトリミングは難しいです。
どうすれば美しい構図になるのかちょっと悩みました。
構図を悩んでいたら閃きました。
どうやったって、写ってほしくないものが写ります。
トリミングにも限界があります。
と悩んで噴水の周りを歩いたら閃きました。
撮影ポイントを変更すれば、不要物がトリミングできる!
冷静になると当たり前のことですが、噴水はどこから見てもほぼ同じ形なので、カメラの向きを変えれば、背景も変わります。
ということで撮影した写真がこちらです。
おぉ。急に良い感じになりました。
でも若干トリミングしたいものが写っています。
美しい構図を探しながらようやく会心の1枚が撮影できました
本日は快晴。
青空を背景に撮れば美しくなります。
ということで、青空背景で撮影した写真がこちらです。
背景がすっきりしていると、こんなにも美しくなるものなんだと体験しました。
さらに向きを少し変えてこんな写真も撮ってみました。
銅像の結合部が太陽に反射して光った瞬間が撮れました。
背景が青空だと、本当に簡単にきれいな写真が撮れます。
光の反射を意識しながらこんな写真も撮ってみました。
反逆光で撮影してみました。
露出がかなり明るかったのですが、面白い写真になりました。
噴水を撮る目的が、いつの間にか銅像の撮影に夢中になってしまいました。
足を使って撮影ポイントを探すと平凡な写真も芸術的になります。
以前高岡大仏を撮影したときは、撮影ポイントは1点しかありませんでした。
今回は360度どの方向からからも撮影できるポイントでした。
こういった場合は、自分で周囲を歩いて、最適なポイントを探すことが大事だということを学びました。
いままで撮影ポイントを何も考えず決めていました。
今度からはポイントを発見してから撮影したいと思います。
撮影技術に関する記事を以下にまとめています。
またご参考になれば幸いです。