集客目的のホームページのは、見込みのお客様と、店舗側をマッチングすることが目的となります。
ただ大抵のホームページ制作は、HTMLを作ることが目的となってしまい、肝心の中身がおろそかになりがちです。
事実、「作っただけ」のホームページでは成果は見込めません。
よそと似たようなホームページなのに、なぜうちだけ成果が出ないのか?
それは「導線」の良しあしで決まります。
導線とはお客様を親切にご案内すること
集客ホームページで重要なことは「提案」をすることです。
逆にやってはいけないことは「解説」をすることです。
解説とは、自社の業務案内であったり、技術説明等が該当します。
お客様のメリットになることであれば解説も必要ですが、「解説」しか記載されていないホームページは、お客様に興味を持っていただけません。
なぜなら、難しい専門用語を並べられ、一般の方には理解できないことを書かれているからです。
そのため、良しあしが伝わらずコンテンツとして埋没します。
解説の多いホームページは、資料サイト向きですが、集客にはあまり向きません。
では、集客サイトの「提案」についてはまた別の機会にお話しいたします。
本日は、ホームページの導線についてお話いたします。
電話番号を複数個所に記載できていますか?
初歩の内容になりますが、紙と比較してWEBは、一度に全面を見ることができません。
紙の媒体に、1ページに何度も問い合わせ電話番号を記載することは、しつこいイメージになりますが、WEBの場合は、今見えている画面に電話番号が記載されていなければ、書かれていないのと同じになります。
WEBの上段、中段、下段にそれぞれ電話番号を記載することで、スクロールしても常時電話番号が「見える」状態にすることができます。
こういった、お客様目線の工夫をすることが、導線の第一歩となります。
専門用語で恐縮ですが、「アクセシビリティ」とも言います。
ちなみに「ユーザシビリティ」という言葉もございますが、導線にはユーザシビリティも必要になります。ユーザシビリティについては、また後日お話いたします。
導線を考えるとは、ホームページ集客の要
ホームページって、何を記載すればよいのだろう?
ホームページって、どう表現すればよいのだろう?
初めてホームページを作られる場合、こういった疑問がついて回るものです。
しかもホームページには理系要素である、HTMLの構築作業が含まれるため、HTMLが構築できた喜びに満足してしまうと、ますます中身がおろそかになりがちになります。
商売用のホームページにおいて、見込みのお客様はホームページに記載されている「中身」を見にこられます。
そして、次にどこを見ればよいかを「ご案内」しなければそこで「離脱」されてしまうのです。
次回は、もう少し具体的にお話いたします。
本日のまとめ
- 集客ホームページは「解説」よりも「提案」を
- 導線の第一歩はアクセシビリティを意識すること
- お客様はホームページの中身にこそ興味をもたれます