ホームページ制作 オフィスオバタ

アナリティクスの「直帰率」と「離脱率」の違いで見える傾向と対策。

 アナリティクスで解析をすると、なんだか似ているけれど、違う言葉で表現されている項目があります。

その中の一つに、「直帰率」と「離脱率」があります。
どっちも見ているホームページから去っていくことなので、同じような意味にみえます。

私も、ほぼ同じような意味でとらえていました。
それでも、言葉が違うということは、決定的な違いがあるにちがいありません。

ということで、今回は「直帰率」と「離脱率」について調べてみました。

そもそも直帰と離脱は何が違うの?

 どちらも見ているサイトを離れるという意味では同じです。
では何が違うのでしょうか?

そこで「直帰」となる状態と「離脱」となる状態について調べてみました。
それがこちらです。

直帰とは最初にアクセスしたページで離脱した場合を指します。
離脱とはサイトから離れた状況を指します。

1回のサイトアクセスに対し、離脱状態は必ず発生しますが、直帰状態は発生しない場合があります。

なるほど、直帰と離脱の状態の違いはわかりました。
では「直帰率」と「離脱率」とは何なのでしょうか?

さらに調べてみました。

直帰率の求め方

率というからには分母と分子になる値があります。
直帰率の場合は総アクセス数に対して、何回直帰があったかで率を求めます。
それがこちらです。

4回アクセスがあり直帰が2回あった場合の例です。

直帰率は直帰の発生率ということがわかりました。
つまり直帰率が高いということは、1ページ見て帰られてしまう傾向が高いということです。

直帰率が低いということは、複数ページを見ていただけているということです。

それでは、離脱率はどうやって求めるのでしょう?

離脱率の求め方

離脱は1アクセスに対し、必ず1回発生します。
総アクセス数=離脱数
ということになります。

どうやって求めるのだろうと疑問に思いました。
調べてみると、分母が直帰率と違うことがわかりました。
離脱率の分母は総閲覧ページ数で割るのです。

離脱率が高いということは、1回のアクセスで複数ページ見ていたけていないということです。

離脱率が低いということは、1回のアクセスでたくさんのページを見ていただけているということです。

あれ、直帰率と離脱率一緒じゃない?

直帰率も離脱率も複数ページ閲覧が多いか少ないかを示しています。
あれ、どっちも同じ意味なんじゃないの?
これって結局同じ意味としてとらえてもいいのではないのか?

と一見思いましたが、分析の観点からみると大きく異なるのです。

すなわち直帰率とはランディングページの成績を表し、離脱率とはコンテンツの成績を表しているのです。

直帰率が高いということはトップページに難があるという証拠。

 直帰率は最初にアクセスしたページで離脱される確立を示しています。
最初にアクセスされるページとはすなわちランディングページを示しています。

つまりトップページの成果を示すものが直帰率なのです。
直帰率が高いということは、トップページに改善が必要ということです。
逆に直帰率が低いということは、トップページが上手く機能しているといえます。

離脱率が高いということは、下層コンテンツに難があるという証拠。

 離脱率は全体で見るよりも、ページ別に見るほうが分析しやすい値です。
例では全体の離脱率を算出しています。
これを、ページ別で離脱率を算出してみたらどうなるでしょうか?

当然ページごとに離脱率の高いページと低いページが出てきます。
離脱率の低いページは優秀なページということができます。
それに対し、離脱率が高いページはてこ入れの必要があるということです。

つまり下層コンテンツページで問題のあるページを見つけるための値といえます。

直帰率がランディングページの問題を表すのに対し、離脱率は下層ページの問題を示しているのです。

ただ注意点として、ENDページは離脱率が高いほうが良いということです。
ENDページとは、お問い合わせページや店舗アクセス、購入手続きページなどホームページのゴール地点となるページのことです。

ENDページでは当然離脱率が高くなります。逆にENDページの離脱率が低いということは、ゴールページとして機能していないということになります。

直帰率・離脱率共に高い場合の改善方法

 直帰率・離脱率両方とも高い場合はどうすればよいのでしょうか?
これはそうなる原因を考えると対策は一目瞭然です。

直帰率が高いということは、トップページなどのランディングページでの離脱が多いということです。

ランディングページの離脱が多いため、離脱率も引きずられて高くなっているのです。

この場合は、トップページ、ランディングページの改善が急務となります。
トップページの直帰率が下がったら、離脱率の改善に入る流れです。

似て異なる2つの数値でもやるべきことは工夫と改善

 直帰率と離脱率は算出方法や計測の方法が違いますが、要は閲覧者様をいかに引き留めるかということがポイントになります。

トップページや、ランディングページを見ていただけているということは、魅力あるコンテンツを掲載できているといえます。

あとは、下層への誘導方法を見直せばもっと成果が出るようになるということです。

つまり直帰率と離脱率が高いということは、のびびしろが大きく惜しい状況なのです。

だからこそ、該当ページの見直し、改善が必要になるのです。

アナリティクスを紐解けば対策方法が見えてきます。

 アナリティクスは実証データの集合体です。
数値を眺めるだけでは原因や問題点は見えてきません。

しかしながら、個々の数値の意味が理解できると、何を改善すべきかが見えてきます。

私も初めてアナリティクスの管理画面を見たときは、本当に何を意味しているのか分かりませんでした。

ただ、何もわからなくても毎日アナリティクスをみて、わからない数値を調べ、アナリティクスが読めるようになりました。

アナリティクスが読めるようになると、対策や改善すべき部分などがみえるようになります。

モバイルバージョンを終了