ホームページ制作 オフィスオバタ

ホームページ制作料金の高い・安いの差

ホームページ制作料金については、ご質問の中で多数を占める項目です。今回はホームページの制作料金の仕組みについて解説いたします。

なぜ高い?ホームページ制作料金

 ホームページの制作料金は、おおよそ300,000円~が相場です。
中には 格安のところもありますが、違いはどこにあるのでしょうか?

料金格差の理由は、おのおののホームページ屋の作業工程の差にあります。
ひとくちにホームページ制作といっても、様々な作業工程があり大まかには以下の内容になります。

  1. 現状分析作業(マーケティング作業)
  2. 戦略の立案作業(マーケティング作業)
  3. 構成設計作業(仕様書作成)
  4. ライティング作業(原稿作成)
  5. デザイン作業
  6. コーディング作業(HTML構築)
  7. プログラミング作業(PHP構築など)
  8. 確認作業(調整)

専門用語が多くてわかりにくいかもしれませんが、作業工程が大きく8つあると理解していただければOKです。

金額の高いところは、全工程を行っていますが、低価格の場合は主に【1.~4.
】 を省略する傾向があります。

格安業者に至っては、【 6. 】 の工程のみという場合もあります。つまりホームページ制作に必要な作業行程を省略している為、料金を下げることができているのです。

逆に料金が高いところは、全工程を行うため高額になるのです。

疑問:省略されている作業工程は必要なの?

 格安系のホームページ屋が省略している【 1.~4.】 の工程は一見やらなくてもホームページはできるじゃないか?と感じられるかと思います。確かに、ホームページの見た目だけならば【 5.6.】 の工程だけで完成させることはできます。

しかしながらビジネスホームページの場合、ホームページには成果が求められます。成果を出すホームページには必ず成功する仕掛けを盛り込まなければいけません。ホームページで成功する仕掛けを一切考えずにホームページを作ったら、必ず失敗します。

この成功の仕掛けを考え、ホームページに盛り込む作業が【 1.~3.】 の工程であり、具現化作業が【 4. 】 なのです。

さらに言えば、5のデザインは【 1.~3.】 の情報を反映したうえで考えなければいけません。なぜならば、お客様の誘導、道案内はデザインの役割だからです。

作業工程を省略する制作方法は、安くなりますが成果がでないというリスクもあります。
御社が自社で【 1.~4.】 の工程をすべて自社で行われる場合は、ホームページ設計使用書を格安業者に渡し【5.6.】の工程をやってもらうのも一つの方法です。

しかし売り上げ向上を目的とし、ホームページ屋の成功の仕掛けのノウハウを期待されるのであれば、作業工程を省略しない業者に依頼する必要があるのです。

御社の目的・用途に合ったホームページ屋を選択することが大事なのです。
無論、制作料金も大きく違ってきます。

疑問:格安業者はなぜ作業工程を省略するのか?

 おそらく、格安業者が作業工程を省略しなければ、格安で売上向上ができるホームページを作ってもらえるのではないか?と思われたでしょう。

しかしそれは無理なことなのです。
なぜならば、格安業者は作業工程を意図的に省略しているわけではないためです。

私どもも開業当初はそうでしたが、【 1.~4.】 の作業工程に関しての知識やノウハウがなく、やりたくてもできないという状態でした。だから、コンサルも行う業者との差別化のため、料金を下げざるを得ず、格安業者となるのです。

裏を返せば、格安業者が【 1.~4.】 の工程に対応できるようになるということは、格安業者から脱却しているということなのです。

安いのには安いなりの理由があり、
高いのには高いなりの理由がある。

 ひとくちにホームページ屋といっても、持っている技術やノウハウの需要があるほど料金が高くなる傾向があります。逆にそれらがない場合は安くなる傾向があります。

ただし、ビジネスホームページマーケティングが成熟した現代では、成功の仕掛けがないホームページはもとより、SEO、リスティング広告等すら効果がうすれつつあります。

御社にとって最適なホームページ屋を選択することが、結果的に「生きたお金の使い道」となるのです。

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