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人混みを消すテクニックのお話

先日金沢へ行き、写真を撮影してまいりました。
気持ちよく晴れた日で、絶好の撮影日よりでした。

夏場も良い天気の日が多かったですが、少し涼しくなるこの季節は、撮影に適している季節です。

今回は、金沢駅の有名な門を撮影したのですが、撮影していて気になる部分がありました。
そこで、新しいテクニックを覚えました。

今回の撮影場所

場所は金沢駅東側です。
このあたりは車を止めておく場所がなく、駐車場に入れないといけないのですが、20分までなら無料のありがたい駐車場が駅構内にあります。20分を超えて1時間までならば、300円です。
撮影するだけならば時間的に十分です。何より撮影ポイントから結構近いです。

まずは1枚撮影したものがこちら

f/8 1/90秒 ISO100

非常に天気が良く、かの有名な「鼓門」をきれいに撮ることができました。
ただ観光の方が多く、どう撮っても人が写りこみます。

北陸でもかなり有名な場所のため、どれだけ待っても人が途切れることはありません。
できれば、無人状態で撮りたいのですが、1日待っても無人になることはありません。

ではどうすればよいか考えました。
考えて撮ったものがこちらです。

人混みを消して撮影したものがこちら

f/5.6 1/160秒 ISO100

同じ時間帯に撮影したものですが、こちらは人が全く写り込んでいません。
コロンブスの卵的な発送の撮影ですが、カメラの位置を少し上げて撮影すれば、人は写りません。
足元は写せませんが、それでも先ほどの写真とは印象ががらりと変わります。

気合を入れれば、PHOTOSHOPで人を消せるかもしれませんが、それでも限界があります。
それならば、画角を割り切って下部を切り取るのも手です。

また、あえて下部を切ることでこんな写真も撮れました。

f/1.8 1/2000秒 ISO100

青空がとてもきれいだったので、青空を活かした構図で撮ってみました。

応用すると、人が多くいる場所でも無人のように撮影できます。

f5.6 1/250秒 ISO100

撮影方向を変えると、迫力のある感じで撮れました。

完全に趣味の写真であれば、人混みが写っていても気にならないかもしれません。
ですが、仕事で撮影する場合や、作品として撮影する場合では、人様を写したくないケースもあります。

そういった場合には、撮影ポイントや構図を工夫すると、加工しなくてもよい写真が撮れます。

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