ホームページ制作会社を選定される際に、ネットで検索されたり、知人から話を聞いたりなど情報集めに苦労されておられるかと思います。
今回は、制作会社側から見た制作を請け負う際の考え方についてです。
制作会社選定のご参考になれば幸いです。
制作会社を選定する基準はどの部分を重要視されますか?
制作会社を選ばれる際に、どの部分を重要視されるかで、制作会社側の考え方も変わってきます。主な選定基準として以下のものが考えられますが、御社の考えに近いものはありますでしょうか?
- 会社の規模の大きさ
- 制作実績
- とにかく料金の安さ
依頼する側からみると、いずれの要素も重要視する価値がありますが、制作会社側からすると、受注に際しての考え方が大きく変わってきます。
1.会社の規模を重要視される場合
会社の規模が大きいほうが安心感をえられることが多いです。
事実大きい事務所は仕事量も多く、それだけ信用されておられるお客様も多いということです。
規模の大きい制作会社を利用されるクライアント様は、規模の大きい企業様などマーケティングを重視したwebサイト作りが主な内容になります。
当然料金も超高額になり、その料金に見合った責任を背負います。小規模な制作会社では人手不足等の理由で受けられない場合もあります。
制作会社側からすると、信用案件は最終的に目指す案件であり、是が非でも受注したいと考える案件です。
2.制作実績を重要視される場合
会社の規模は小さくても、制作実績が多かったり、長いこと続けている事務所など、一定の需要がある制作会社が手を上げることが多い案件です。料金は相場並みで、超高額ではありませんが、そんな安くもありません。
大手の制作会社からすると、料金が合わずクライアント様が発注できないこともあります。
小規模の制作会社は業界の中で一番多い層く、制作実績の多い会社ほど高額の傾向があります。小規模の制作会社からすると、是非受注させていただきたいと考えます。
3.料金の安さを重要視される場合
小規模の制作会社でも、開業したてなど実績のない会社や個人が相場よりも安く受けるケースがあります。
中には安くするためのコンペというケースもありますが、人気のある制作会社はこの手のコンペにはまず参加しません。なぜならば、コンペに受かった場合にのみ得られる報酬以上の仕事が山積みになっているためです。
制作業者目線からすると、実績獲得目的など、何かしらの理由がある場合にのみ受注したいと考えます。
制作会社とは成長しながらランクアップを目指すもの
どの商売でも駆け出しの時は信用がなく、なかなか仕事はいただけないものです。少しずつ実績を積み、少しずつ信用を得ながら成長してゆくものです。
制作会社も元をたどれば、個人からスタートし、規模を少しずつ拡大してゆきます。当然制作料金も成長に比例して上がってゆきます。
お客様の立場に立てば、ホームページ制作とは予算ありきのことですので、予算に見合った制作会社の中から選ぶことになります。
ただ、この業界も御多分に漏れず「安かろう悪かろう」です。
あまりにも予算がない場合は、SNS、ブログ、フリーweb等を駆使し、自分自身で無料で試してみてから制作会社を検討することも一つの方法です。