自社自慢は百害あって一利無し。自社価値情報は百利あって一害無し。

2019年10月25日

前回はお客様に自社の価値を気付いてもらえる方法について解説いたしました。

自社、自店舗の宣伝をいざ行おうとする際に、陥りやすいことがあります。
今日は、落とし穴に落ちないための解説をいたします。

出すぎても、謙虚すぎてもいけない

自社の製品、サービスに自信があるのは当然のことかと思います。
しかし、ホームページ上で言ってはいけない表現があります。

それは「この商品すごいから。」です。

日本語には、意味合いを集約する言葉がいくつかありますが、見込みのお客様は「何がすごいかを知りたい」のです。
価値解説の手間を省き、一言でかたずけてしまうと、見込みのお客様に響きません。
それどころか、自慢されているような印象を受け、マイナスな印象を与えかねないのです。

逆に、自社製品、サービスの宣伝に際し、謙虚に低姿勢で表現される場合もありますが、これもあまりよくありません。
自信をもってお勧めできる商品が、謙虚に「それほどでもありませんが・・」と表現すると、商品価値が低いような印象を受けます。
謙虚・低姿勢は接客時には大事ですが、広告の場合はきおつけて表現する必要があります。

客観的に自社、自店舗を見る

見込みのお客様は、まったく何も知らない状態から御社の商品、サービスを見られます。
販売側に立つ人は、商品、サービスについてよく知っているので、ついお客様も知っていると勘違いして説明しがちです。
専門用語叱り、身内にしか理解できない内容はもはや広告ではありません。

お客様の目線で観察する客観的な目線で考えましょう。

お客様は会社や商品を見るのではなく、自身の欲求を満たせるかを見ておられます。

ホームページで、受賞履歴や、沿革など会社の情報を掲載するのは、お客様に対し安心と信用を提供するためです。
ただ、商品や、サービスより前に出すぎてしまうと「自慢」になります。
自慢ほど読んでいただけないコンテンツはありません。客観的に有益な情報を考えることが大事です。

次回からは、ホームページのコンテンツ作りについて解説します。

今回のレポートは以上です。
読んでいただいてありがとうございました。


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