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音のなる偽のセキュリティ警告を強制的に終了させる

パソコンには何かと危険が付きまといます。
一昔前であれば、ウィルス付着の添付ファイルな直接的な攻撃方法が多くありました。
ですが近年、セキュリティソフトの普及とともに、直接攻撃がブロックされるようになってくると、間接的な攻撃に切り替わってきました。

具体的には、セキュリティ警告を画面に表示し、電話をかけさせたり、特定のサイトへ誘導したりなどです。

でかい音がなり、不安をあおるので、何とかしようと思いつい記載されている電話番号に電話をかけがちです。

ですが、絶対に電話したり、メールを送ったりしてはいけません。

なぜならば、警告表示自体は音が鳴るだけの無害なアニメーションが表示されているだけだからです。

ただ、この無害なアニメーションは、簡単には閉じれないような細工がされています。
今回は、この偽のセキュリティ表示を閉じる方法について調べてみました。

偽のセキュリティ警告の正体は無害な閉じにくいアニメーション

偽のセキュリティが表示されると一瞬にして警告音が鳴り、なにかごちゃごちゃ動いているので焦ります。ですがこの実態は無害なアニメーションが音を鳴らしながら流れているだけです。

無害なものを表示しているため、セキュリティソフトが反応しないのです。放置していてもパソコンが壊れるということはありません。ただ音がうるさいだけです。

とはいえ、画面いっぱいに表示され他のことが全くできない状態になるので、警告画面を閉じたいのですが、ウィンドウの右上の×マークが表示されていません。

画面下のタスクバーも表示されないため、ブラウザ事閉じることもできません。
どうすれば閉じることができるのでしょうか?

対処方法1:ESCキー長押し

偽の警告表示の正体は、ただのホームページがフルスクリーン表示(全画面表示)になり、ESCキーをブロックしているだけです。ですのでフルスクリーン状態を解除してやれば、ウィンドウ右上の×マークが表示されますので、×マークを押して閉じることができます。

ですがESCがブロックされている場合は、フルスクリーンが解除できません。
そんな時はESCキーを長押しします。

キーボード左上のESCキーを5秒ほど押し続けると、フルスクリーン表示(全画面表示)が解除されます。右上にウィンドウの×マークが表示されますので、×マークを押せばそれでOKです。

ただのアニメーション表示を閉じるだけなので、パソコンには全く影響はありません。

おそらくこれが一番簡単な方法です。

対処方法2:タスクマネージャーでブラウザを強制的に閉じる

偽警告画面は、ブラウザを使用してで表示されています。
なので、ブラウザを強制的に閉じることで、偽警告画面を消すことができます。

具体的には、CTL+ALT+DELキーを同時押しして、タスクマネージャーを開き、ブラウザを強制終了させます。

手順1 CTL+ALT+DELキーを押す

キーボードのCTLキー、ALTキー、DELキーを同時に押します。
たすくエスケープメニューが表示されますので、「タスクマネージャー」をクリックします。

手順2 プロセス一覧からブラウザを選択し右クリックします

タスクマネージャーウィンドウが立ち上がったら、プロセス一覧からブラウザを選択し右クリックします。
図の例はEdgeですが、chrome、firefoxなどもブラウザです。

手順3 「タスクの終了」をクリック

プロセス一覧のブラウザを右クリックすると、サブメニューが表示されます。
そのメニューの中から「タスクの終了」をクリックします。
すぐにブラウザが閉じられ、偽警告画面が終了します。

対応方法3:最終手段!電源を切る

対応方法1、2ともにうまくいかない場合は、最終手段としてパソコンの電源を切ります。
パソコンの電源を切ってパソコンを再起動すれば、電源を切る前に立ち上げていたブラウザ等は閉じられた状態で起動します。

偽警告画面も同様に強制的に閉じられます。

強制的にパソコンの電源を切る方法

パソコンの電源ボタンを長押しすれば強制的に電源が切れます。
ただし、ノートパソコンなどバッテリーを積んでいる場合は、電源ボタン長押しで「休止モード」(画面の状態を保存)になることがあります。

ですので、再起動しても警告画面が消えない場合は、強制的に電源を切った後、バッテリーを外し、電源コードを抜くことで、強制的に電源を切ることができます。

あくまでも最終手段ですので、対応方法1、2で何とかなるならば、電源を切る方法はあまりやらないほうが良いです。

これを踏まえて偽セキュリティ警告体験で、うまく偽警告を閉じることができるかどうかをやってみましょう。

IPA情報処理推進機構というサイトに、偽セキュリティ警告画面を体験するコンテンツがあります。
実際に動かすと、一瞬焦るような表示になりますが、全く無害です。
今回の対応方法1、2を実際に試してみることができます。

ESCの長押しや、タスクマネージャーでのブラウザ終了など試せます。
興味があればぜひ試してみていただければ幸いです。

偽セキュリティ警告体験サイト(説明ページ)

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