ホームページ制作 オフィスオバタ

全部自分で作るホームページの始め方~概要編~

 ホームページが必要だけれども、業者に見積もりを取ってみたら予算オーバーで依頼できなかった…。

こうなったら自分でホームページを作るしかない!
でもどうすればいいの?

と思われている方へ、ホームページを自作する手順を説明いたします。

ホームページ屋である私からすると、ご依頼いただけたほうがありがたいのですが、ホームページに興味を持っていただける方が増えることは大変ありがたいことだと思います。

少しでも私の技術がお役に立てば幸いです。

ステップ1:プロのようには作れないということを自覚する

 元も子もないようなことですが、とても重要なことです。
よくよく考えてみてください。
おそらくホームページの自作を決意された方は、以下のような状況かと思います。

ホームページを自作するためには、これら全てを理解する必要があります。

なぜならば、これらのことはホームページ制作で必ずやらなければならないことだからです。

自作ならば全てを一人でこなさなければいけません。
例えばホームページ制作業者ならば必ずできなければいけない事柄でもあります。

もっと言えば、すべてのホームページ制作業者はこれらの技術に加えさらなる「強味・得意分野・経験」を持っています。

ホームページなんてパソコンでちゃちゃっとできるんじゃないの?
という印象がありますが、それは20年前の話です。

今では技術が細分化し、理解しなければならないことが山積みです。

やり方を説明する記事なのに、脅かしてどうする!
と言われるかと思います。

それでも、あなたがホームページを必要とされている理由が「商売のため」ならば、適当なホームページで良いわけがありません。

自作ホームページであったとしても同様です。
「商売のためのホームページ」を作らなければ意味がないのです。

そして自作ホームページとは、この課題をクリアする覚悟を持たねば実現できません。

もし、ここで「それなら自作やめるわ。」と判断されたのならば、それでよいと思います。

「それでも自分で作る。」と思われた方は、ホームページ自作に向いています。
なぜならば、ホームページを作るとは「責任を背負う」ことだからです。

その覚悟を持つことがホームページ自作のための第一歩なのです。

ステップ2:得たい成果(ゴール)を決める

 ホームページには必ず役割があります。
販売、集客、サービス、営業、インフォーメーションなどホームページに出来ることがあります。

もし「ホームページを作ることが目的」であった場合、そのホームページは何の成果も生み出しません。

せっかく作るのであれば、商売の約に立つホームページにしたいものです。
そのためには、まず目的・成果を設定します。

ホームページを作るだけならば、作りながら考えればいいのではないの?
と思われるかと思います。

でも実際作り始めると、大きな壁にぶち当たります。
「いったい何をホームページに書けばよいの?」という壁です。

この壁を突破するために必要なものが目的・成果です。
なぜならば「目的を達成するためにはどうすればよいか?」
を考えれば、おのずと記載する内容も決まります。

ステップ3:作戦を考える

 ホームページがあるというだけでは、成果は得られません。
必ず成果をだすための戦略・戦術が必要です。

ただ、難しすぎる内容であるため、ここでは割愛いたします。
詳しくは、過去記事を見ていただければ幸いです。

ステップ4:設計図を描く

 設計図作成はホームページを自作する際に、最も重要な作業です。
はやる気持ちを抑え、どのようなホームページにするかを「図」でイメージをつくります。

設計図は手書きでもOKです。
大事なことは、どのような原稿を準備して、どのような写真をいれるのか?
ということをじっくりと考える点にあります。

ホームページでは「価値」を伝える事が重要な役割です。
なぜならば、有益な情報にこそ人が集まるためです。

私自身も「知りたい・興味ある」情報が記載されたホームページはじっくり見ます。ほとんどの方がそうではないでしょうか?

このように、具体的な考えをまとめる作業が「設計」なのです。

ステップ5:作る

 具体的な設計が完成したら、いよいよ制作です。
といっても、お持ちの制作用ソフトを駆使して作ることになります。

デザイン性にこだわるのであれば、デザイン制作用のソフトが必要です。
HTMLを組む場合も、専用のソフトがあったほうが作りやすいです。

作るという作業は、ホームページ自作で一番楽しい部分だと思います。
それでいて、なかなか思うようにいかない部分も見えてきます。

そんな困難を乗り越えて完成したホームページは、喜びもひとしおです。

ステップ6:運用

ホームページが完成したら、その日から運用が始まります。
とはいっても、しばらくは「放置」です。

やがてホームページの結果が見えるようになります。
思うような結果が出ていない場合は、改善点を考えホームページに反映してゆきます。

改善しても、前より結果が悪くなったりなど試行錯誤が続きます。

この試行錯誤することが「ホームページを運用する」ということです。

具体的なお話はまたいずれ

今回は自作ホームページを作るためのおおまかな流れについてお話いたしました。

具体的にどうやればいいの?
という疑問があるかと思いますが、それについてはまたおいおい書いてゆきたいと思います。

ホームページ制作って、思ったより面倒であると思われたかと思います。
事実面倒で困難な作業が多いです。

それでも知らずに自作するのと、知っていて自作するのとでは、仕上がりに大きな差ができます。

本記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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