「午前様 IN TOYOTA」を終えて

午前様クラブ結成25年目のスペシャルイベントとして用意された「午前様 IN TOYOTA」、午前様ナインが新たな歴史を刻みました。

午前様クラブが太平洋側でプレーをするのは午前様史上初であり、愛知県豊田市の気持ちのいい青空の下、思う存分に試合を満喫出来たと思います。(ドーム球場には青空が無かったですから…)

今回の第24回中部日本早起き野球大会は、31チームが出場しました。やはり各地区の激戦を制してきたチーム達だけに、見るからに強そうなチーム揃いでしたね。剛速球を投げ込む投手陣、軽々とフェンスオーバーを放つ打撃陣、目の前で繰り広げられる 技と技・力と力のぶつかり合いに溜息が漏れそうになりました。

出場チームに縦じまのユニホームが多いなぁと言うのが実感でした。やはり強いチームは縦じまなのでしょうか?我が午前様クラブもこの2007年よりチーム史上初の縦じまユニホームを着用していますが、強豪チームの仲間入りを果たすべく、この縦じまユニホームが起爆剤になってほしいものです。

遠征試合、公式試合、それも中部日本大会と言うこともあり、午前様ナインの間に、緊張や力みがあったように感じられました。気張るなと言うのは無理なのかもしれませんが、極力、平常心でプレーが出来たら良かったのかもしれません。これを克服するには、年数を重ねる事、試合に出続ける事、これに尽きます。布江選手がこの大舞台で100本安打を達成しましたが、これも経験から生まれた事実であった訳です。あの場面、旧友の中嶋・永原が契りの出塁を果たし布江選手への花道を用意しました。その瞬間に布江選手がヒットを放つ事は約束されていたも同然でした。

多分、ほとんどの選手が布江選手がヒットを放つと思っていたはずです。あの100安打となるヒットは、執念と願いが導いたヒットでした。それは布江選手が技術で打ったのではなく、年数と経験からもたらされたヒットだったのです。

今回の貴重な体験を是非みんなの今後に生かしてほしいと思います。午前様クラブの「旅」は始まったばかりです。松井秀喜は2007.5.6に2000本安打を達成しましたが、我々午前様ナインの金字塔は100本安打となります。そして誰もが「午前様名球会」の称号を手にしてください。チームをまとめる永原監督の手腕は絶大です。歴史と記録の伝道師・小幡IT部長の存在は偉大です。このチームだからこそ体感出来る魅力を、みんなで存分に味わって下さい。

2007.5.5 「午前様 IN TOYOTA」、岐阜代表の強豪しげ吉戦、対戦結果は確かに 0対8 でした。でも、私の心の中のスコアーは 25対8 です。結成25年経った今でも、午前様クラブの「旅」はまだ始まったばかり。目指す物はまだ遥か先であり、もっと高い所にあります。私達の「旅」がまだまだ続く事を再確認出来た「午前様 IN TOYOTA」だったと思います。

「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」               GM

(月日は永遠に旅を続ける旅人のようなものだ)

中部日本大会出場の映像

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