夏の猛暑がほんの少し和らぎ、夜は涼しくなった8月終盤。
国体記念ナイター決勝戦が行われました。
ここ何年か、ナイター設備修理のため、で大会自体が行われなかったこともあり、午前様は2022年以来3年ぶりの決勝の舞台です。
相手は砺波市役所。
クラスが一つ上で、国体記念ナイターでは決勝常連のチームです。
なお、メモリアル3300安打まであと安打6本と、そちらの期待もかかります。
本日は寺選手がノックバットを握ります。
午後7時15分頃に試合がスタートしました。
攻める初回表、一死から井田選手がレフト前ヒットで出塁します。 午前様通算3295安打目です。
幸先の良い安打で出塁し、盗塁も決めます。
しかし得点には至りませんでした。
先発は、今シーズンすでに2勝している山田投手。
3勝目と優勝をかけてマウンドに立ちます。
守る初回裏
一死からライト前に打球を運ばれ、一死1塁となります。
ですが、後続二者を三振、内野ゴロに打ち取ります。
初回の攻防は互角でした。
攻める2回表。
この回先頭の山田選手が四球を選び出塁します。
ノーアウトのランナーが出ます。
一死1塁から、本田選手がライト前にクリーンヒットを放ちチャンスを広げます。
何気に今シーズン初安打です。
午前様通算3296安打目です。
しかし、得点には至りませんでした。
守る2回裏。
一死から四球でランナーが出塁します。
しかし後続二者を連続三振に打ち取ります。
ここぞというときに三振をとれるのが山田投手の強みです。
最近はタイブレークになることも多く、この試合もそんな雰囲気が出てきました。
攻める3回表。
試合が動きます。
一死から井田選手が死球をもらい出塁します。
続く南部選手は内野のエラーを呼び込み出塁しチャンスを広げます。
二死2、3塁から山田選手は右中間への安打を放ちます。
まず一人目がホームインします。
さらに二人目もホームインし、2-0と午前様が2点先制します。
山田選手の値千金のタイムリーで、午前様が主導権を取ります。
午前様通算3297安打目です。
ここ数試合は、追いかける展開でしたが、久方ぶりに先制しました。
守る3回裏。
得点した後の守りは要注意ですが、山田投手は市役所打線を三者凡退に打ち取ります。
3回に均衡が崩れ、午前様がリードします。
攻める4回表。
一死から澤川選手が振り逃げで出塁します。
さらに盗塁を決めます。
今シーズン1盗塁目です。
しかし、得点には至りませんでした。
守る4回裏。
安打、四球で無死1、2塁とピンチを迎えます。
しかし、続く打者を5→6→3のダブルプレーに打ち取ります。
二死3塁となります。
さらに四球等で二死満塁と一打同点のピンチになります。
ですが、山田投手は続く打者を三振に打ち取りチェンジとなります。
大きなピンチをしのぎ切りました。
流れが変わりそうなピンチを0点で抑えました。
このあたりから、優勝の射程圏に入った感じがしました。
ですが、油断は禁物です。
攻める5回表。
先頭の井田選手が内野のエラーを呼び込み出塁します。
ですが、得点には至りませんでした。
できれば追加点が欲しい午前様です。
守る5回裏
この回は打たせて取るピッチングで、三者凡退に打ち取ります。
レフトとセンターの間に落ちそうな打球をキャッチ。澤川選手。
2点リードしていますが、まだ油断はできない点差でもあります。
主審より最終回のコールがかかります。
攻める最終回の表。
一死から本田選手が、左中間フェンス前まで転がる三塁打を放ちます。
一死3塁と追加点のチャンスを作ります。
本日2安打目とマルチ安打を記録します。
午前様通算3298安打目です。
続く打者は伏兵澤川選手。
レフト前に打球をはじき返します。
3塁ランナーがホームインし、3-0と待望の追加点をGETします。
追加点の欲しいところで結果を出した澤川選手。
午前様通算3299安打目です。
さらに2盗、3盗を決めます。
この試合で3盗塁を記録し、盗塁ランキングのトップに躍り出ます。
迎える打者は、チーム加入間もない北河選手。
打った打球は回転がかかり、ファールゾーンからフェアゾーンへ入る打球となります。
一死1、3塁となります。
結果内野安打となり、午前様メモリアル通算3,300安打をGETします。
午前様初安打が、メモリアル安打になりました。
続く打者は寺選手。
放った打球はセカンドのやや後方へのフライでしたが、ぽとりと落ち安打となります。
3塁ランナーがホームインし、4-0とさらに追加点をGETします。
大事な場面で、追加点をGET。寺選手。
午前様通算3301安打目を記録します。
ちなみに、メモリアル安打の前後の打者がともに安打を記録した珍しいケースとなりました。
この後ダブルスチールを決め、一死2、3塁からワイルとピッチでランナーがホームインし、5-0と点差を大きく広げます。
最終回で、大きくリードします。
守る最終回裏。
優勝をかけて山田投手がマウンドに立ちます。
しかし、市役所も簡単に勝たせてはくれません。
左中間に打球を運ばれ、無死2塁となります。
続く打者をセカンドゴロに打ち取ります。
まず1アウト取ります。
一死3塁となります。
点差があるため、午前様ナインは失点よりもアウトを確実にとる布陣をしきます。
続く打者に、レフト前に運ばれ1点返されます。
5-1となります。
一死1塁から、ショートゴロで6-4-3のゲッツーを狙います。
しかし、ファーストはアウトにならず、二死1塁となります。
優勝まであと一人となります。
山田投手は一呼吸おいて投球し、最後の打者を三振に打ち取ります。
午前様が2021年以来4年ぶりの優勝を決めました。
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井田 0 |
本田 26 |
山田 5 |
澤川 32 |
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北河 4
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寺 11 |
平木選手がWBCアメリカ代表モデルの新しいスパイクで試合に挑んでいました。
歩くたびにナイターの光に反射してきらきらするシューズでした。
8月30日に掲載された富山新聞の記事。
後日、4年ぶりの祝勝会を開催しました。
おいしいお酒をたらふくいただきました。
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中部日本大会出場の映像
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2025年8月28日(日)
投 手 山田
捕 手 井田
三塁打 本田(6回)