甲子園では日大三と沖縄尚学が決勝進出を決めた8月下旬。
国体記念ナイター1回戦が行われました。
相手は、本大会で何度も対戦した永遠のライバル砺波市立総合病院。
近年はチーム力が上がり、午前様とは一進一退の好ゲームが続いています。
また、週末にの東日本大会、翌週の高松宮杯でも初戦に砺波市立総合病院との3連戦を控えており、勝手ながら砺波シリーズと称して挑みます。
スコアボードが新しくなり、文字が発光しているため、暗くてもきれいに映ります。
午前様ナインにシートノックを行う永原監督。
負けられない一戦のため、ノックにも力が入ります。
シートノックを受ける午前様ナイン。
国体記念ナイターは、連盟登録外の試合になるため、助っ人が認められています。
強力な助っ人寺選手をふくめ、20代のスタメンが並びます。
本日午前様初試合となる新メンバー、北河選手。
先発は、今シーズンから加入の山田投手。
2勝目をかけてマウンドに立ちます。
守る初回表、
先頭打者にレフト前に打球を運ばれ無死1塁となります。
後続を三振に打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。
まずは0点に抑えます。
攻める初回裏。
先頭河口選手が死球をもらい無死1塁で、井田選手がきっちり送り、得点圏にランナーを進めます。
しかし、得点には至りませんでした。
立ち上がりは両チームとも互角です。
守る2回表。
この回の立ち合がり、二者を打ち取ります。
二死からランナーを二人背負いますが、後続を三振に打ち取ります。
そろそろ先取点が欲しいところです。
攻める2回裏。
一死から本田選手が四球を選び出塁しますが、得点には至りませんでした。
きっちり守りますが、攻めきれない攻防が続きます。
守る3回表。
ここで試合が動きます。
山田投手の制球が乱れ、無死満塁のピンチを迎えてしまいます。
午前様ナインはマウンドに集まり、守備の確認をします。
一人目を三振に打ち取り、1アウト取ります。
ここ一番で三振をとれるのが、山田投手の強みです。
しかし続く打者に、レフト前に打球を運ばれ、先制を許してしまいます。
ですが、二人目のランナーをホームで刺し、2アウトにします。
7→5→2の連携がきれいに決まりました。
3人目を三振に打ち取ります。
無死満塁から1失点で切り抜けました。
午前様は、追いかける展開となります。
新聞社カメラマンの方も取材で撮影されていました。
攻める3回裏。
この回先頭の河口選手がセンター前へのクリーンヒットで出塁します。
3試合連続安打を記録します。
続く井田選手はきっちり得点圏にランナーを送ります。
続く南部選手は四球を選び、一死1、2塁とチャンスが広がります。
続く寺選手は、二遊間レフト寄りに打球を放ちます。
併殺打になりかけますが、ファーストが球をこぼしてしまいます。
球がこぼれたスキを見逃さず、河口選手がホームインし1-1と同点になります。
さらに午前様が畳みかけます。
1塁ランナーの寺選手が盗塁を決め、さらにワイルドピッチで三塁へ進塁し、二死3塁と一打逆転のチャンスを作ります。
続く山田選手は四球を選び、二死1、3塁となります。
迎える打者は現在首位打者の平木選手。
ショート後方への打球が、ショートのエラーを誘います。
3塁ランナーがホームインし、2-1と逆転に成功します。
惜しくも安打にはなりませんでしたが、打点を記録。
平木選手は打率、打点でチームトップになりました。
わずか1安打で逆転に成功しました。
守る4回表。
無死3塁と、同点のピンチになります。
続く病院打者の打球は、サードへのはねる打球でしたが、寺選手が落ち着いてバックホームします。
井田捕手がホームでタッチアウトにし、失点を阻止します。
後続も打ち取り、ピンチを切り抜けます。
このあたりから、1点を争う試合展開になります。
攻める4回裏。
追加点の欲しい午前様でしたが、三者凡退に打ち取られます。
本日のエースと、4番。
守る5回表。
一死満塁と三度病院のチャンス状態となります。
一打で逆転されるため、守備にも緊張感が走ります。
病院打者の放った打球はピッチャーゴロとなり、すかさずホームへ返球します。
ホームはホースアウトとなり、井田捕手はファーストへ送球します。
1塁もアウトとなり、ホーム併殺でピンチを脱しました。
3回、4回、5回とピンチを好プレーで切り抜けたバッテリー
冷や汗をかく展開が続きましたが、何とか1点リードで終盤を迎えます。
攻める5回裏。
のどから手が出るほど、追加点の欲しい回でしたが三者凡退に打ち取られます。
主審より最終回のコールがかかります。
最終回のマウンドには、寺投手が立ちます。
1点を守り切れば午前様の勝利です。
まず一人目を三振に打ち取り、二人目をショートゴロに仕留めます。
後がなくなった病院は、澤木監督が代打で打席に立ちます。
ミスターオーガストの異名を持つ夏に強い打者です。
病院澤木監督はレフト前に打球をはじき返し、出塁します。
さらに続く打者に死球を与えてしまい、二死1、2塁と試合の大詰めでどう転ぶかわからない展開となりました。
ですが、続く打者を寺投手は力で三振に打ち取りゲームセットとなりました。
病院との三連戦初戦を、白星で終えました。
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河口 9 |
内野手として期待がかかる北河選手。
富山新聞に掲載された午前様の記事
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中部日本大会出場の映像
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2025年8月21日(木)
投 手 山田 - 寺
捕 手 井田