9月初週の木曜日。
国体記念ナイター1回戦が開催されました。
昨年は落雷による照明設備故障により中止となり、2年ぶりの開催となりました。
相手は庄川クラブ。
くしくも前回(2022年)の同大会でも対戦しており、その時は0-1と敗戦しています。
勝利を目指し、庄川クラブに挑みます。
勝利に向け気迫の籠もったノック。永原監督。
攻める初回表。
一死から南部選手がファーストへの悪送球により、2塁へ進塁します。
一死2塁とのチャンスでしたが、庄川クラブ 安谷投手の前に抑えられます。
守る初回裏。
先発は寺投手。捕手は千保選手。
G会員バッテリーです。
立ち上がり、出合頭に右中間へ打球を運ばれ、無死3塁といきなりピンチを迎えてしまいます。
ですが、続く打者をキャッチャーフライ。 難しいフライでしたが、千保選手の好プレーです。
続く打者を三振に打ち取り、二死までこぎつけます。
しかし、庄川クラブ4番打者の内野への痛烈な打球をハンブルする間に1点先制されてしまいます。
攻める2回表。
1点を追いかける午前様は、二死から久しぶりの出場となった金嶋選手が技ありのセンター前ヒットで出塁します。
今シーズン初安打です。
しかし、得点には至りませんでした。
守る2回裏。
寺投手の緩急をつけた投球で、三者凡退に打ち取ります。
攻める3回表。
この回先頭の千保選手は、ライトの頭上を越える二塁打を放ちます。
無死2塁のチャンスを作ります。
つづく橘選手の打球はサードへのゴロでしたが、進塁打となりチャンスを広げます。
一死三塁と同点のチャンスです。
ここでパスボールにより、三塁ランナーがホームインし、1-1と同点に追いつきます。
続く打者は、筋力増強中の永原ゆ選手。
振り抜いた打球は右中間への痛烈なあたりとなります。
二塁打となり、逆転のチャンスとなります。
が、追加点には至りませんでした。
守る3回裏。
得点の後の守りはとても重要です。
庄川クラブ先頭打者にエンタイトルツーベースを打たれ、無死二塁のピンチとなりますが、後続を3人(2K)で打ち取ります。
大事な場面を気迫の投球で抑えます。
今シーズン初出場の水巻選手。
攻める4回表。
よい守りの流れに乗りたい場面でしたが、三者凡退に打ち取られます。
守る4回裏。
1点も譲れない試合展開となり、守備陣も奮起します。
寺投手はこの回も三者凡退に打ち取ります。
攻める5回表。
この回から、庄川クラブ 安谷投手のギアがさらに上がってきます。
二死から、橘選手がフルカウントまで粘り四球を選び出塁します。
ですが、得点には至りません。
守る5回裏。
両チーム投手の好投、同点と拮抗した試合展開となり、1点を先にとったほうが限りなく勝利に近づきます。
一死から、四球、フィルダースチョイスと、一、二塁のピンチとなります。
午前様内野陣がマウンドに集まり、守備の確認を徹底します。
続く打者をキャッチャーフライ。
二死1、2塁で続く打者をファーストゴロに仕留めます。
この試合最大のピンチを守備で切り抜けます。
攻める6回表。
一死から4番寺選手は、サードへかなり痛烈なの打球を放ちますが、サードの反応が早く好守備に阻まれます。
よい打順でしたが、庄川クラブも執念の守りを見せます。
守る6回裏。
一死1塁とランナーを背負います。
ですが、午前様も執念の守りで無失点に抑えます。
攻める最終回表。
大会規定により、延長戦はありません。
文字通り最後の攻防です。
一死から金嶋選手がレフトの頭上を越える三塁打を放ちます。
長打率の高さは健在です。
1打勝ち越しのチャンスとなります。
一人倒れ、二死から3回に二塁打を放っている千保選手が打席に立ちます。
しかし、警戒されたのかストレートの四球となります。
ただ、すかさず盗塁を決め、二死、2、3塁と最大の山場となります。
ですが、庄川クラブの執念の守備に阻まれ無得点に終わります。
この時点で、午前様の試合での勝利はなくなりました。
守る最終回裏。
試合での勝利はなくなりましたが、この回守り切れば抽選となります。
まだ望みはあります。
寺投手は7イニング目でしたが、球威が衰えることなく、庄川クラブ打線を翻弄します。
ファールフライに飛びつく千保選手。
勝利への執念が伝わります。
二死までこぎつけ、最後の打者を三振に打ち取ります。
寺投手は7回完投 被安打3、四死球1、7Kと堂々たるピッチングで試合を終えます。
試合は1-1の引き分けとなったため、大会規定により抽選で決勝に進むチームを決めます。 両監督が抽選くじを引きます。
抽選の結果、庄川クラブが「あたり」を引き決勝進出となりました。
両チームとも必死で1点を守り切る白熱した試合で、草野球ではめったにない好ゲームとなりました。
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金嶋 19 |
千保 63 |
永原ゆ 17 |
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中部日本大会出場の映像
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2024年9月5日(木)
※抽選により庄川クラブが決勝へ進出
投 手 寺
捕 手 千保
三塁打 金嶋(7回)
二塁打 千保(3回)、永原ゆ(3回)