春の選抜野球も終わり、プロ野球が開幕した4月。まだ肌寒い季節ですが、午前様40回目のシーズンが開幕しました。
40年にわたり午前様とともに歩んだ永原監督。
40年目の開幕に力が入ります。
40年前はまだ生まれていない主力午前様ナイン。
記念すべき年の開幕に汗を流します。
対戦相手はブルーオーガ。
近年の対戦成績はほぼ5分。実力伯仲の相手です。
攻める初回表。
一死から江川選手がセンター前のクリーンヒットで出塁します。
40年目のシーズンチーム初安打は江川選手がGETしました。
初回表は得点には至りませんでした。
40年目の開幕投手は、金嶋投手。
立ち上がり先頭打者に出塁を許してしまいます。
しかし、続く打者を「4」
「6」
「3」のゲッツーに仕留めます。
結果3人で打ち取り上々の立ち上がりを見せます。
初回の攻防は両チームとも互角です。
守る2回表。
二死から茨山選手が四球で出塁しますが、得点には至りませんでした。
序盤投手戦になってきました。
守る2回裏。
一死2塁から右中間へ運ばれ、1失点先制されてしまいます。
なおも一死3塁のピンチとなります。
内野ゴロでも1失点の場面でしたが、ショート正面の打球を井田選手がホームへ送球します。
林捕手がホームクロスプレーでタッチアウトにし、追加点を阻止します。
後続打者も打ち取り、なんとか1失点で切り抜けます。
しかし午前様は、この1点が重くのしかかります。
攻める3回表。
一死から林選手がセンター前ヒットで出塁します。
林選手にもシーズン初安打が生まれます。
続く江川選手は四球を選び、一死1、2塁とチャンスを広げます。
しかし、得点には至りませんでした。
守る3回裏。
二死からレフトフェンス前に打球を運ばれ二死2塁となります。
しかし、後続を打ち取り無失点で切り抜けます。
午前様は守備で守り抜いていますが、本日は1点が遠い展開となります。
攻める4回表。
3者凡退に打ち取られます。
守る4回裏。
二死からセンターに運ばれ、再び得点圏にランナーを背負ってしまいます。
しかし後続打者を三振に打ち取り、金嶋投手粘りのピッチングで切り抜けます。
序盤はブルーオーガ優勢で試合が進みました。
攻める5回表。
一死1塁から、林選手がライト前に打球を運びます。
その間にランナーの井田選手が3塁を陥れます。
2打席連続安打の林選手。
さらに盗塁を決め、シーズン初盗塁を記録します。
同点に追いつくチャンスでしたが、ブルーオーガの厚い守りを崩すことができず無得点に終わります。
守る5回裏。
二死2塁と得点圏にランナーを背負ってしまいます。
続く打者にショート深めの打球を打たれてしまいますが、井田選手が落ち着いてさばきます。
ファーストへの送球でアウトにし、ピンチを脱します。
本日は好守が光る井田選手。
終盤に差し掛かり、1点が遠い状態が続きます。
攻める6回表。
二死から茨山選手がライト前ヒットで出塁します。
茨山選手にもシーズン初安打がでます。
しかし得点には至りませんでした。
守る6回裏。
一死から死球でランナーを背負いますが、牽制ではさみアウトにします。
結果3人で打ち取ります。
なんとか1点失点でしのぎ切っているものの、午前様は先頭打者をことごとく打ち取られ、1点が取れないまま最終回を迎えます。
攻める7回表。
この回先頭の井田選手は、執念でレフト前に打球を運びノーアウトのランナーがでます。
井田選手シーズン初安打は重要な場面ででます。
続く林選手は四球を選び1、2塁となります。
しかし、後続二人を打ち取られ、二死1、2塁と後がない状態になります。
ここで迎えるバッターは、4番平木選手。
降りぬいた打球は右中間を射抜きます。
二者ホームインし、4番の一振りで逆転に成功します。
平木選手のシーズン初安打は、値千金の逆転打となりました。
続く打者は、得点圏での打率が高い永原ゆ選手。
逆らわずに降りぬき、センターの頭上を越す2塁打でさらに1点追加します。
終盤でダメ押しを決めた永原ゆ選手。
最終回ツーアウトから劇的な逆転に成功します。
しかし、ブルーオーガは簡単には勝たせてはもらえませんでした。
最終回のマウンドに立つ金嶋投手。
ブルーオーガ先頭打者を内野フライに打ち取りますが、ここからブルーオーガの反撃が始まります。
一死1塁から続く打者をエラーで出塁を許し、一死2、3塁とこの試合最大のピンチとなります。
マウンドに集まる午前様ナイン。
走者一掃になると同点に追いつかれます。
苦しい中でのマウンドとなった金嶋投手でしたが、続く打者を気合で三振に打ち取ります。
続く打者をピッチャーゴロ打ち取りゲームセットとなりました。
1点を追いかけ、最後の最後で追いつめられる苦しい試合展開でしたが、逆転し守り抜くことができました。
貴重な経験を得ることができた試合でした。
江川 7 |
林 9 |
茨山 14 |
井田 0 |
平木 42 |
永原ゆ 17 |
新ファッションで挑んだ上位打線の面々
2021年 最優秀投手賞 金嶋投手
バックネットから応援する澤木選手、中越選手。
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中部日本大会出場の映像
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2022年4月3日(日)
投 手 金嶋
捕 手 林
二塁打 平木(7回 打点2)、永原ゆ(7回 打点1)
永原ゆ