
世間では甲子園の話題が飛び交う中、クラブ対抗第1回戦が行われました。
相手は好敵手ジゴロ野球クラブ。
勝率は5割ほどで、チームの勢いが試合で出したほうが勝つ傾向にあります。
また、本日は20人近く人が集まり、スタメンの平均年齢23.6才と今年一番の若手主力で挑みました。

前日の雨で、グラウンドには水たまりが各所にできていました。
試合開始は8時30分の予定でしたが、9時に遅らせてスタートしました。

先発は2016年4月10日以来の登板となった椎名投手。
実に1024日ぶりの復活のマウンドです。

守る初回、死球でノーアウトのランナーを背負いますが、井田捕手の送球と、

金嶋選手の好守で盗塁を差します。
幸先良い立ち上がりでしたが、二死2塁からジゴロ4番金子選手に右中間に運ばれ、先制されてしまいます。

続く打者の打球は、二遊間を抜かれそうなあたりでしたが、南部選手の好守備でアウトにします。

失点しましたが、好守備で流れを何とかキープした形です。

攻める初回裏。
ジゴロ先発島田投手はキレで勝負するタイプで、午前様の主力打線が翻弄されます。
初回は、三者凡退に打ち取られます。

守る2回表。
2アウトまでは簡単にとりますが、

二死満塁から、押し出しで追加点を与えてしまいます。

本日の午前様はスタメン平均23.6才ということもあり、ランナーコーチも若手選手が努めます。

三塁ランナーコーチ、原田選手。

攻める2回裏。
この回先頭の4番南部選手が、上手くとらえライト前に運びます。
しかし、後続が続かず無得点に終わります。

序盤、ジゴロ野球クラブが主導権を握ります。

守る3回表。
この回から平木投手がリリーフのマウンドに立ちます。

2アウトから四球、エラーで2、3塁とピンチを迎えますが、

落ち着いて次の打者を三振に打ち取ります。

午前様が引き離されないように、食い下がります。
何とか点が欲しいところです。

攻める3回裏。
安打製造が上手い茨山選手から。
放った打球は、右中間長打コースでしたが、捕球されます。

二死から金嶋選手がエラーで出塁し、盗塁で三塁へ進塁します。
この試合初の得点圏ランナーでしたが、得点には至りませんでした。

3回を終えて、午前様打線が1巡しますが、完全に抑えられました。

守る4回表。
ここでジゴロ打線が火を噴きます。
一死から安打、エラーで1、2塁と得点圏にランナーを進められます。

戦況を見守る江川選手。

ここでセンターオーバーの走者一掃長打を打たれ、痛い3失点を喫します。

5点差と大きく引き離されます。

攻める4回裏。
この回先頭の寺選手は、右中間に打球を運び次の塁を狙いますが、ジゴロ守備陣の好返球でアウトにされます。
しかし、二死から林選手が四球で出塁し、平木選手を迎えます。

6番平木選手の渾身の打球は、高く上がりセンターの頭上を越えます。
ワンバウンドでフェンスに当たり、1点返します。

今シーズン打撃好調、打点独走の平木選手。

続く椎名選手もライト前ヒットで続き、さらに1点追加します。

何とか2点返し、くらいつきます。

守る5回表。
ジゴロ打線が、午前様に襲い掛かります。
2連打等で一死満塁からセンター前に打球を運ばれ、2失点します。

ライトフライで進塁の場面でしたが、橘選手の好捕即返球で進塁を阻止します。

最後は気合の投球で押さえます。

こちらが点を取ったら、すかさず取り返す。
ジゴロ打線の脅威を味わいます。

攻める5回裏。
追加点が欲しいところでしたが、3者凡退に打ち取られます。

審判より、6回が時間制限による最終回とコールされます。
午前様は5点を追いかける展開です。

守る6回表。
2アウトから、サードの後ろに落ちる打球を打たれますが、長身寺選手が長いリーチでうまくさばきます。
無失点に抑え、最終回に望みをつなぎます。

点差は5点。
厳しい展開ですが、午前様にこの試合最大のチャンスが訪れます。

攻める最終回裏。
2者連続四球で無死1、2塁から、林選手のセンター前ヒットで無死満塁のチャンスメイクをします。

良い仕事をした林選手。
スランプ脱出なるか?

続く打者は、先ほど100メートル弾を放った平木選手。
無死満塁で死球をもらい、押し出しで1点返します。

ここで代打水巻選手。
若手選手が多かったことから、本日はベンチスタートでしたが、無死満塁で満を持しての代打です。
1、2塁間を射貫く打球でさらに1点返します。

プレッシャーのかかる場面で、手本を示した水巻選手。
点差は3点。
無死満塁。
走者一掃で同点という場面です。

1打同点の場面まで追いすがりましたが、反撃もここまで。
後続を打ち取られ、ゲームセットとなりました。
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南部 5 |
寺 28 |
平木 29 |
椎名 6 |
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林 9 |
水巻 18 |
3年ぶりのマウンドに立ち、笑顔のプレーが印象的であった椎名選手。
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中部日本大会出場の映像
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2019年7月28日(日)
投 手 椎名 - 平木
捕 手 井田
三塁打:平木(4回)