梅雨入りの気配が漂う6月。 北日本新聞朝間野球1回戦が開催されました。
相手はリアールプランニングAW。
砺波市ではランクが一つ上の強豪チームです。
試合前の予想では、大量失点も考えられました。
朝間野球は、毎年朝4時に集合です。 来たときは真っ暗で、ご来光を拝んたらグランドへ向かいます。
攻める初回表。
先頭の勝井選手の打撃は、ショートのエラーを呼び込み出塁します。
しかし、ゲッツーによりランナーがなくなります。
二死から砂河選手の精度の高い選球眼で、四球を選び出塁すると、
4番水巻選手がレフト前に打球をはじき、チャンスメイクに成功します。
しかし、後続にあと一本がでず残塁に終わります。
守る1回裏。
先発はローテーションの一角井田投手。
立ち上がり2アウトまで簡単にとりますが、エラー、安打、エラーでAWに先取点を持っていかれます。
昨年同大会での、内野8失策が頭をよぎります・・
しかし、後続をピッチャーフライに打ち取り、1失点で切り抜けます。
朝もやの中難しいセンターへの打球をキャッチ。砂河選手。
レフトの打球を返球。勝井選手。
攻める2回表。
AW投手の肩があったまり、3者連続三振を食らいます。
守る2回裏。
井田投手も打たせて取るピッチングで相手打線を3者凡退に打ち取ります。
攻める3回表。
一死から勝井選手はピッチャー強襲の内野安打で出塁します。
続く茨山選手もセンター前の安打で続き、一死1、2塁とチャンスを広げます。
6試合連続安打を記録。茨山選手。
どこまで記録が伸びるか期待されます。
チャンスイニングでしたが、AW投手の変幻自在のコースをついてくる巧みなピッチングの前に打ち取られてしまいます。
守る3回裏。
先頭打者に2塁打を打たれ、一死3塁となります。
内野ゴロの間に1失点を喫してしまいます。
攻める4回表。
この回先頭の南部選手は、痛烈なセンターライナーで出塁します。
しかし、後続を3人で打ち取られ得点には至りません。
守る4回裏。
AW先頭打者の打球は、投手と捕手の死角に落ちそうなフライでしたが、井田投手の好フィールディングでアウトにします。
続く打者に安打で出塁されますが、1-6-3ゲッツーで切り抜けます。
井田投手のフィールディングの良さが際立ちます。
攻める5回表。
よい守備の後の攻撃でしたが、AW投手の前に3者凡退に打ち取られます。
守る5回裏。
この回も一死から安打で出塁されますが、再び1-6-3ゲッツーで打ち取ります。
試合後半に差し掛かり、井田投手の投球のキレがよくなります。
攻める6回表。
そろそろ点数の欲しいところですが、午前様はここまで3塁をまだ踏んでいません。
一死から4番水巻選手は右中間への2塁打を放ちます。
さらにNEXT打者内野ゴロの間に3塁へ進塁します。
二死3塁とこの試合最大のチャンスでしたが、相手投手のほうが一枚上手でした。
ピンチにも動ぜず、後続を三振に打ち取られます。
守る6回裏。
0-2を負けてはいますが、2点差。
試合前の予想とは異なり、午前様が守りで健闘しています。
この回は、2アウトから後ろにそれたファールを山本捕手が座ったままうまく捕球し、3者凡退に打ち取ります。
最終回へつなげます。
最終回の攻撃。
何とか踏ん張りたい午前様でしたが、AW投手を攻略することができず、3人で打ち取られゲームセットとなりました。
井田投手は、1部チーム相手に大健闘でしたが、得点圏でのあと一本が出せなかった試合でした。
またこの試合はテンポの良い投手戦で、59分で試合が決着しました。
2016年の同大会で、金嶋投手が54分で試合を終えた記録に次ぐ2番目の早い試合記録となりました。
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水巻 18 |
勝井 21 |
茨山 9 |
南部 5 |
試合後の栄養補給にバナナを進める中越選手。
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中部日本大会出場の映像
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2019年6月6日(木)
投 手 井田
捕 手 山本
二塁打:水巻(6回)