4月中盤ながら、まだ肌寒い日。小雨が降る中で高松宮杯準決勝が行われました。
相手は午前様の良きライバルジゴロ野球クラブ。
ジゴロは強豪チームですが、午前様とは接戦・惨敗・快勝など、その日勢いがあるほうが勝つ傾向にあります。
ちなみに昨年は対戦が無く、2年前は午前様が2戦2敗と負け越しています。
本日の先発は、県大会での先発経験も豊富な平木投手。 ジゴロ相手の登板は、リリーフが一度あるのみです。
受ける捕手は、オールラウンダー井田選手。 捕手の時は、全体を見て指示を出すのが上手い選手です。
攻める初回表は、平木投手の立ち上がりをジゴロに攻め込まれます。 二死満塁から3連打で、3失点喫してしまいます。
主導権はジゴロが握ります。
初回から追いかける形となった1回裏の攻撃。
ジゴロ先発投手の制球が安定せず、3四球で満塁のチャンスをもらいます。
一死満塁からこの日5番に抜擢された南部選手。
むつかしいコースをファールで粘り、とらえた打球は三遊間を射抜き、まず1点返します。
なおもパスボールで1点追加し、2-3と追い上げます。
続く平木選手のセカンドゴロの間に、1者ホームインし初回に同点に追いつきます。
すぐに追いつけたことが、午前様に運がありました。
守る2回表。
平木投手のエンジンがあったまり、持ち味の打たせて取る投球で三者凡退に打ち取ります。
江川選手のグラブトスプレーが決まり、午前様に流れが傾きます。
2回の裏に午前様の反撃が始まります。
攻める2回の裏。
この回先頭の、新加入茨山選手がレフト前ヒットで出塁します。
茨山選手、午前様での初ヒットです。
さらに、2者四球無死満塁となり、パスボールで1点返し4-3と逆転に成功します。
なおも1者四球で満塁となり、迎える打者は江川選手。
ライトへの深い打球を放ち、
タッチアップでさらに1点返し、5-3となります。
二死2、3塁で先週から打率、出塁率10割の南部選手。
右中間へ打球を弾き飛ばし、2者ホームインし、7-3と差を広げます。
ポーズに関しては控えめな南部選手も、この時は渾身のガッツポーズです。
二死2塁から、続く平木選手も右中間に打球を弾き飛ばしさらに1点追加し8-3となります。
今が旬の丸ポーズを披露。
一挙5得点で今度は午前様が主導権を握ります。
守る3回表。
大量リードも得たことで、平木投手の快投にリズム感が生まれます。
一死から四球でランナーを背負いますが、無失点に抑えます。
守備陣の固さもほぐれ、午前様らしさが出始めます。
攻める3回裏。
この回は先頭橘選手が四球を選び出塁しますが、ゲッツー等で無得点に終わります。
両チームとも攻撃が沈黙します。
守る4回表。
二死から連続四球、パスボールで1点返され8-4と詰め寄られます。
ジゴロの反撃が始まります。
攻める4回裏。
二死から4番水巻選手がセンター前ヒットで出塁し、続く南部選手が四球を選び二死2、3塁とチャンスメイクに成功します。
続く打者は、先ほど長打の平木選手。
ライト方向の長打で、2者ホームインし、10-4と突き放します。
南部選手の好走塁で、この回2点目をGET。
取られたら取り換えす午前様ペースになりました。
守る5回表。
主審より時間制限による最終回コールがあり、守り切れば午前様の勝利です。
ジゴロ先頭打者をセンターフライに打ち取り、
続く打者をショートゴロに打ち取ります。
二死から安打で出塁されますが、
最後の打者をファーストフライに打ち取り、午前様が決勝へコマを進めました。
試合後20分ほど間をあけて決勝戦が行われました。
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南部 5 |
茨山 26 |
平木 29 |
水巻 18 |
トップ写真を撮影中にまたも写りこみが・・・
間に満面の笑顔が・・・
さらにもう一人…
強豪ジゴロ野球クラブに打ち勝ち、そのまま決勝戦が行われました。
いわゆるダブルヘッダーです。
相手はインパルス。
午前様からすると相性の良いチームですが、油断大敵な相手です。
攻める初回表。
二死から3番南部選手が四球で出塁し、盗塁、パスボールで3塁を陥れます。
さらにパスボールでホームインし、午前様が先制します。
決勝は、午前様が先制して主導権を握ります。
守る初回裏。
先発は、先ほどの試合で捕手であった井田投手。
ちなみに捕手は、先ほど先発であった平木選手が努めます。
先制の後にはピンチがつきものです。
二死から、エラーと連打を浴び、二死満塁のピンチを迎えます。
一打逆転のピンチでしたが、続く打者をレフトフライに打ち取り、ギリギリのところで守り抜きます。
初回の攻防は、午前様がリードします。
攻める2回の表。
一死から橘選手が四球で出塁します。
続く井田選手がレフト深めの安打を放ちます。
橘選手が積極的な走塁で三塁を狙いますが、ここはアウトになります。
二死1塁から、原田選手の打球はサードゴロでしたが、悪送球を呼び込み、ファーストが後逸した間に一人ホームインします。
続く林選手が四球で出塁すると、盗塁で二死2、3塁のチャンスを再び作ります。
迎える打者は、2番打者にの江川選手。
クリーンナップを打つ選手が他の打順に代わると、攻撃力に厚みがでます。
江川選手は、やや遅めの投球を溜めて右中間に運び2点GETし3-0と差を広げます。
なおも攻撃は続き、2連続四球で二死満塁となり、迎える打者は第1試合4打点の平木選手。
右中間に打球をはじき、2者ホームインし5-0とさらに点差を広げます。
打者一巡し、二死1、2塁で第1試合で初安打が出た茨山選手。
ボールを芯でとらえ、右中間に打球を運びます。
2者ホームイン後、相手チームの悪送球が連発し、打った茨山選手もホームインし3得点上げます。
エラーであったため、記録上は2塁打ですが、結果的にホームランです。
長打3発で午前様が大きくリードします。
守る2回裏。
大量得点の後は気が緩みがちですが、井田投手がぴしゃりと三者凡退に打ち取ります。
しかしながら攻める3回表は、3人で打ち取られてしまいます。
守る3回裏。
二死1塁から、エラーで二死2、3塁のピンチを招いてしまいますが、後続をサードゴロに仕留め初回に続き、ピンチを切り抜けます。
大差の試合ですが、中身は井田投手および午前様守備陣の踏ん張りの結果です。
インパルスにピンチで一打出ていたら、この時点で8-5ぐらいになっていたかもしれません。
攻める4回表。
攻撃的2番の江川選手から。
センター前のクリーンヒットで出塁します。
続く南部選手が四球で出塁し、無死1、2塁から迎える打者は4番水巻選手。
センター前のクリーンヒットで1者ホームインし、追加点を取ります。
10点目をゲットし、10-0とリードします。
守る4回裏。
一死からライト前ヒットでランナーを背負いますが、後続を打ち取り0点に抑えます。
大量点差で負けているときは絶望的な気持ちになりますが、勝っているときは、大量点差でも追いつかれるのではないかとどこか不安になります。
不思議なものです。
攻める5回表。
井田選手のフライはライトのエラーを呼び込み2塁を陥れます。
さらにパスボールで無死3塁と追加点のチャンスを作ります。
一死、2、3塁から2番江川選手はライト方向深めに打球を運び、タッチアップとなり1点追加します。 攻撃的2番で3打点です。
11-0となります。
決勝戦は時間制限はありませんが、コールドがあるため、5回裏を守り切れば優勝です。
井田投手にとっては初めての公式戦優勝のかかったマウンドです。
野球の魔物にとりつかれやすい場面でしたが、井田投手にはとりつけませんでした。
一人目をレフトフライに仕留め、
二人目を三振に打ち取り、
ウイニングボールは、ライト茨山選手が捕球しました。
2016年以来、3年ぶり3回目の高松宮杯砺波市大会を制しました。
恒例の記念撮影でグラウンドを後にしました。
祝勝会は後日の予定です。
日付 | 2019年4月14日(日) |
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球場 | チューリップスタジアム |
大会名 | 高松宮杯 |
対戦相手 | インパルス |
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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午前様クラブ | 1 | 8 | 0 | 1 | 1 | 11 | ||||
インパルス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投 手 井田
捕 手 平木
打順 | 位置 | 選手 | 打席数 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 三振 |
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1 | 8 | 林 | 4 | 2 | 2 | 2 | ||||
2 | 4→5 | 江川 | 4 | 4 | 2 | 3 | ||||
3 | 6 | 南部 | 4 | 1 | 3 | 3 | ||||
4 | 3 | 水巻 | 4 | 2 | 1 | 1 | 2 | |||
5 | 2 | 平木 | 3 | 3 | 1 | 2 | ||||
6 | 9 | 茨山 | 3 | 3 | 1 | 2 | 1 | |||
7 | 7 | 橘 | 3 | 2 | 1 | 1 | ||||
8 | 1 | 井田 | 3 | 2 | 1 | 1 | ||||
9 | 5 | 原田 | 2 | 2 | 1 | 1 | ||||
4 | 西田 | 1 | 1 | 1 | ||||||
控え | 永原 | |||||||||
控え | 中澤 | |||||||||
控え | 小幡 | |||||||||
控え | 中越 | |||||||||
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井田 27 |
江川 7 |
平木 29 |
茨山 26 |
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水巻 18 |
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中部日本大会出場の映像
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2019年4月14日(日)
投 手 平木
捕 手 井田
二塁打 南部(2回)、平木(2回)